第13話 すごいおしっこがしたいの!
ある日わたし未咲が街を歩いていると、足を広げてしゃがんでいる女の子がいた。
未咲「何してるの?」
女の子「はっ! あっ、えっとその……」
おまたをさわってるところを見るに、おしっこかな? だけどさっき見た感じだと、腕を上下にして触ってたような……。
未咲「もしかしてかゆいの?」
女の子「う、うん……ちょっとかゆくて……」
その行為の意味はなんとなくわかったけど、あえて言わないでおいた。それよりもすごくおしっこしたそうでそっちの方が心配……。
未咲「おしっこしたいの? ずっと腰くねくねしてるけど……」
女の子「ふぇっ? べつにしたくないよ……」
ずっと見てると、こすってる手がだんだん早くなっていって「だめっ、おしっこ、おしっこ……」とかすかにうわずった声で言っているのが聞こえてくる。
未咲「その様子だと、もうトイレまで間に合わなさそう……」
女の子「そんなことないもんっ……あのね、友達がこの前おもらしして、すごく気持ちよさそうだったからわたしもやってみようと思って……」
未咲「あんまり我慢しすぎたら体に悪いから、できるだけすぐに……」
女の子「わかってる……だけど、恥ずかしくてなかなか出なくて……いっぱい我慢してるの……いますぐ出したいのっ……」
出したいのに出せないもどかしさ。むしろそれだけ我慢できてうらやましい……。
女の子「あといっかいこすったらでちゃう……そんな気がするの……」
これから行われるのは、いたって純粋な少女の興味からはじまったおもらし。
女の子「んんっ、やっぱり……もう、でちゃう……っ!」
その直後、勢いを感じる水の音が地面を叩きつけるのが聞こえてきた。
未咲「すごい……わたし、感動しちゃう……」
ただのおもらしなのに、関心せざるを得ない。だってもう、わたしはこういうのできないから。
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