キャラクター設定:エミネミ
「
身長:167㎝ 体重:? 年齢:25
レベル:480
髪色:黒髪ロング
種族:魔人種
所属:第二位魔王直轄騎士部隊アルマ・ラーマ
異名:無し
■■:無し
一人称:私
口癖:無し
武器:王剣・闇雲重星
霊威:AA+
好きなもの:仕事
好きなひと:第二位魔王、ユウキ
嫌いなもの:人間種
(⚠︎変動あり)
ATK=6
DEF=6
MAG=6
AGI=5
LUC=2
DIT=無し
・人物詳細
第二位魔王ディアリスに仕える女騎士。魔王の親衛隊とも呼べるアルマ・ラーマの二番隊隊長を務める。剣術の技量はさることながら、この世に二つしか存在しない『王剣』を、三分の一とはいえ力を引き出すことに成功している。あと数年、レベルと経験値を上げれば魔王に匹敵する力を得たであろう魔人。
感覚的な部分での魔力操作が強く、魔法を扱えないぶん身体強化に全振りしている。またここぞという隙、必殺の間合で瞬間的に自身のスピードを上げ、敵の動揺を煽るスタイルはユウキに似ている部分がある。
*
当初の予定では屈強な男騎士で、シスフェリアとユウキの間を進展させる役割だけを担ったキャラでした。あと、ユウキの経験値的な意味も含めて。
しかしどうしてか、書いているうちに川辺での描写が脳裏に焼き付いてしまい、振り払おうとしてもエミネミがだんだん可愛くなってしまう。しかも死ぬこと前提で育まれかける恋愛っていいじゃない? 『きみの膵臓をたべたい』みたいな。成就しちゃならんのよ。好きって伝えても、それ以上のことをしてはならんのよ。そのもどかしさっていうか儚しさっていうか、欲求不満な部分を俺はどうしても描きたかった。
あと、強いだけのヒロインって興奮しないんだよ。そもそも、女が強いってこと自体、俺はあんまり好きではなくて。その点については序盤でウユカがいっていた通りなのでそちらを見返してくれれば幸いなんだけれども。
殴って殴られて、死んで殺されてのやりとりは基本男連中だけでやってろってのが俺の好きな王道で。だからこそ男はかっこよくて、そこに女が入り込む余地があってはいけないと思う。だって女の子がボッコボコにされるの見ていて辛くない? 血ぃ流してるの見てるだけで胸が痛いよ。でも、女の子がいないと華がないよね。なんなら『一騎当千』めっちゃ好きだし。
だからバトルヒロインを書く際には、決まって女らしさっていうか弱さっていうか、能力的に強くてもいいけど抱えている弱さも全開で生きてほしい。
まあ、エミネミは死んでしまったのですが。死んでしまったからこそ、輝く部分があるといいますか。ネタバレになるのでこれ以上は何もいいません。
ちなみに余談ですが、エミネミはユウキと出会う前に吸血鬼もどきに噛まれて重傷を負っていました。その描写や説明を書こうと思ったのですが、そんなダサいことエミネミ自身の口から出てくるわけもなく、まあいいやと説明しなかったのですが、ここで追記しておきます。
もし吸血鬼もどきに噛まれていなかったら、乱入してきたオーガとの三つ巴もなくユウキはあっさり殺されていたか、よくて瀕死。ともかく戦闘不能になったユウキに代わりユズキとエミネミのガチバトルが始まって、オーガはアドルフォリーゼの養分にされ、勝利したユズキは羽化したアドルフォリーゼに秒殺。ユウキの死体丸々使ってアドルフォリーゼ禁断の個人レッスンののちにユウキとアドルフォリーゼの子どもが産まれ、第三位魔王によるラブラブ新婚生活が幕を開けるのでした。
さらに追記で。
エミネミって名前はちょうど『エミネム』ってアーティストの『Lose Yourself』を聴きながら考えてたんだよね。この小説を書く前に、『8 Mile』って映画を見たんだけど、それがとてつもなくカッコよくて、すっげえ胸が震えたんよ。
それでエミネムの音楽を聴き始めて、すっかりハマってしまったんだけれど、俺はその時々の創作に当時ハマっていたものを残す癖というか影響というか、そういうのがあるんだよ。ようは後で見返した時、そういえばこの時はこれにハマってたんだなっていう、日記のような役割がある。
だから、どうしてもかっけえ彼に影響を受けて今生きてるんだよと残しておきたくて。
以上、エミネミの誕生秘話でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます