【お知らせ】第1部商業書籍化決定!

第1部(序〜肆部分)が書籍化します!


 本文にこのような形でお知らせを挟むのは無粋だということを重々承知で失礼します。


 いつも本作をお楽しみいただき、ありがとうございます。作者の安崎です。


 この度は皆様にお知らせがあってお邪魔しております。




 章タイトルで完全にネタバレしておりますが!


 この度、当作『比翼は連理を望まない』が

【比翼は連理を望まない 退魔の師弟、蒼天を翔ける】

 とタイトルを改め!!


 角川ビーンズ文庫様より商業書籍となって発売することが決定いたしましたっ!!


 発売日は12/28です。皆様、脳裏に刻んでくださいませ。12/28。毎月1日発売の角川ビーンズ文庫様は、年末発売は前倒しの28日になるのです。いにしえよりビーンズ文庫の民であった安崎は知っております……!!


 同じく安崎作の『押しかけ執事と無言姫』が12/1に発売になるので、実は同月刊行です。安崎と硯(安崎の別名義になります)のデビューが連続刊行で重なってから、商業本が出る時は発売日が近くて感覚的に2の倍数で商業本を出させていただいていた安崎ですが、ダブル安崎&同レーベル&同月刊行(正確に言えば12月刊と1月刊で連続刊行なのですが)は初めてです!


 担当様のご指導ご鞭撻の下、書籍版の『比翼』も大変良いデキになりました。私の記憶が正しければ連載版の比翼第1部は8万字程度だったと思うのですが、書籍版は11万字越えだったと思います。


 話の筋は変わっていないはずなのですが、全キャラまんべんなく出番が増えたと思います。


 第1部でありながら武力無双がチラ見えする黄季君、ツン成分とモノローグが増した氷柳さん、メッチャ悪役ムーブをかます慈雲さん、一番出番が増えたんじゃないかと思われる新人同期組に、「え、なぜお前がここに……?」なあのキャラまで! ギュギュッと萌をつめっつめに詰めたので、ぜひよろしくお願いします!!


 で! ここからはお願いなのですがっ!!



 書籍版比翼を! 買ってほしいっ!!!!!



 いや、利益的な話はぶっちゃけ作者としてはどうでも良いのです。商売としては問題発言ですが。


 私自身、中学生の時分にラノベ沼にドハマりし、以降お小遣いとお年玉とバイト代のほぼ全額を本代に注ぎ込んできた身です。本代、グッズ代、推し活代に対する苦労は身に染みて知っております。


 何せ今も本業は本代と推し作品への御布施を稼ぐためにこなしていると思って日々を過ごしておりまして(いや、生活費ということももちろんありますが、楽しみがなければ人は生きてはいけないわけでして) ですので常日頃は安崎作品を訪れてくれる読者様達には、せめてうちの作品くらいは目一杯無料で楽しんでいただければ、と思って公開しております(サポーター限定公開の近況ノートが「待てば読める物」か「再録」になりがちなのもそんな意図からです)


 しかし、です。商業作品だけはそうも言っていられないわけです。何せ売れなければ(しかも昨今の御時世、発売して即刻爆売れしなければ)容赦なく1巻打ち切りが当たり前の世界です。続刊が保証してもらえるのは、ほんの一握りの人気作品・人気作家様だけです。


 というわけで、作者的に利益はあんまり気にしてないけど、続刊を出すためには売上と実績が必要というわけです!


 第2部以降も書籍で出したい。それには発売してから1週間過ぎるまでの間に爆売れしてくれないといけないのです……!! 都市伝説でささやかれている「ラノベは発売してから1週間の売上で〜」という話は本当です。少なくとも『真紅公爵の怠惰な暗躍』が出た時は本当だった! 他の方の場合は知らないけどもっ!!


 安崎は! 書籍版の猛華が挿絵で見たい!!


 1巻打ち切りだと!! 貴陽さんだけ書籍版に出てこない!! いや、永膳も出てないけども!! せめて猛華は揃えて出したい……!! 黄季君の那須与一シーンを書籍版で出したい……!!


 という切実な願いがありますので、年末年始の入り用な時に出費をお願いするのは大変心苦しいのですが、どうか書籍版比翼のお買い上げをお願いします! 発売して1週間以内に!! お願いしますっ!!


 店舗特典に関して、現時点で私の方から直接告知はできないのですが、角川ビーンズ文庫様は店舗特典がつくお店があるので、毎月の新刊にどこで特典がついているのかリサーチしてみてください!



 以上、お知らせと切実なお願いでした。


 まだ書籍化作業でバタバタしているので連載再開までお時間をいただいてしまいますが、カクヨムでの連載は必ず復活しますので、気長にお待ちいただければ幸いです。いつも安定した更新ができなくて申し訳ないです。


 ではでは、皆様、今後とも『比翼は連理を望まない』をよろしくお願いいたします。

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