第2話

 それは小学生5年のときの冬辺りだったとおもう。

 クラスのガキ大将が「○○ってちょっと勉強できるからって調子乗ってるからいじめようぜ。」という言葉を耳に挟んだ。


 その〇〇とは当時友人で、「あ、これオブラートに包んででも言わなきゃやべーやつだ」と俺はすんっっっっっっっっごくオブラートに包んで

(ぎ■■がお前を標的にしてるから)(■■から)(をつけろ)」としか言えなかった。

 これ以上言うと俺に身にもいじめがふりかかると思っていたからだ。


 が、これが余計な言葉だったせいで俺自身にいじめが起きた。


 俺の当時の友達は皆【長い物には巻かれろ】主義で、俺を率先していじめた。

 仲がよかったから余計にだ。


 不登校になった後、担任に■■と俺が呼ばれて説教された時に■■が泣いてた事はすごく覚えている。

 【ハッ、泣くほどなら最初からすんな雑魚】とも思った。

 残念なことに翌日からひどくなったが。


 なんで小学生なのに菊の花用意して人の机に置くことできるの???ともおもったし、その忠告した友達にも無視され、孤立無援。

 先生も一度説教したらそれで満足したのかもう何も言わず、俺と■■の個人間の問題と思っており、一切手出しもせず、■■も取り巻きもとい俺の仲の良かった友達に俺を攻撃させるだけ。


 最終的に俺はほぼ登校せずに中学へと進学した。

 一度掃除の時間に、燃えやすい木で火遊びして急いで学ランも脱いだりして、それもいい思い出(?)ではある。


 そして進学したのだった-。

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