第16話 土龍討伐戦
アタシとドヴィーは飛竜に乗り、すぐにドレイク討伐へと向かった。
今日はずっと飛んでるけど、この子大丈夫なのかな?
(クェックェックェッ)
アタシの問いに答えるように、桜丸が笑うように鳴いた。
「ドヴィー、ゴメンね。二票持ってるって知らなかったのよ」
「やはりそうでしたか。どうせ陛下のことですから、自分で決めることが嫌で同数票にしようとしたんでしょう?」
「うっ!」
(…バレてる)
「過ぎたことを気にしても仕方ありません。しかし、魔王たるもの、時には重い決断をしなければならないこともあります。その覚悟だけはしておいてくださいね」
「…わかったわ」
ドヴィーの顔はいつにもまして険しい。
(やっぱり、怒ってるのかな?)
「ところでさ、ドヴィーとアルって仲悪いの?」
「どういう意味です?」
「だって、会議の間ずっとギスギスしてたじゃない?」
「…今日は意見が対立していましたからね」
「んー、意見の対立とゆーか」
「まぁ、少し感情的になってしまったところはありましたね。どうしてもアルの意図が読み切れなかったので…ところで、なぜ会議に参加する気になったのですか?あんなにも嫌がっていたのに」
「えっ?知らないの?アルが呼びに来たのよ?」
「なるほど…やはりアルですか」
「どういうこと?」
「いえ、あくまで予測ですが、はじめからアルは多数決に勝つために陛下を呼んだのではないかと」
「ん?ってことは、アルは初めからネルを討伐軍にするつもりだったってこと?」
「どうでしょうね…それはアルにしかわかりません。さぁ、もう着きますよ!」
月明りに照らされた森にはドレイクの叫び声が響き渡り、森は昨日来た時とはまったく違う様相を呈していた。
ほとんどの木々が寝起きの悪い龍たちになぎ倒されてしまったからだ。
「龍王様!」
すでに討伐を開始していた飛竜隊が上空に集結してくる。
「討伐軍は決まりましたか?」
「はい。現在、魔王城からこちらに向かっています」
「魔王城!?龍王城の龍王軍ではないのですか!?」
「…魔王城です。討伐軍はネルの黒狼部隊に決まりました」
「そんな!?それでは…」
「ええ、あまり期待はできないでしょう…」
「…」
「暗い顔をしないでください。ここには飛竜軍の精鋭であるアナタたちと魔王国最強の陛下がいるのです。我々だけでも始めますよ!」
「…御意!」
(そんなにネルの黒狼部隊って頼りないのかな…)
アタシたちはすぐに散開して討伐を開始した。
桜丸を上空に残し、眼下のドレイクに向かって急降下する。
すでにドレイクの攻撃パターンはわかっているので、ドレイクの攻撃をかわしながら装甲の弱い頭部や腹部に魔重斬撃を叩き込んでいく。
サクサクとはいかないが、悪いペースではないはずだ。
ドヴィーはといえば、
『赫灼火よ!』
例の浸食型ファイアーボールを使って、安全な上空から攻撃している。
見た目はただのファイアーボールなので、当のドレイクも警戒している様子はまったくない。
しかし、ドレイクの背に着弾したファイアーボールはドレイクの鱗を徐々に食らい、最後には表皮に到達する。
突如として襲いかかる激痛に、ドレイクはのたうち回り、背を地面に擦り付けて消火を試みるが、マグマのように粘着性の高いファイアーボールが消えることはない。
ファイアーボールはドレイクの肉体を全て食らいつくした後、灰だけになってしまったドレイクと共に夜の森に消えた。
これだけを見ればドヴィーだけで終わってしまうのではないかと思いたくもなるが、ドヴィーの浸食型ファイアーボールはコーディング作業にかなりの時間を要する。
そのため、ペースで考えると、アタシと変わらないか、やや遅いくらいだろう。
飛竜隊たちはというと、連携を取りながら魔投槍でドレイクの頭部を集中攻撃している。
一撃一撃はそれほど強くないが、直撃するたびにドレイクの鱗を少しずつ削り落とし、最後には頭部を貫通する。
私やドヴィーに比べればペースは遅いものの、着実にドレイクを討伐していっている。
(さすが精鋭中の精鋭ね)
彼らは龍王国から来ているドヴィーの私兵だが、飛竜軍本体の中でも腕利きの精鋭たちである。
普通の飛竜兵ならこうはいかないだろう。
(しっかし、さすがに疲れてきたわ…)
すでに2時間以上が経過し、アタシ一人で五頭は倒しただろうか。
だが、本命の黒狼部隊は未だに到着していない。
疲れてきているのもあって、段々イライラしてくる。
がガガガガ…
「ウォォォォォォン!」
遠くからコボルトの遠吠えが聞こえてきた。
(ようやくのご到着ね…)
黒狼部隊を確認するために一旦上空に上がる。
街道をこちらに向かって進む黒狼部隊が見えた。
彼らに急ぐ様子はなく、ダラダラと歩き、中には酒を飲んでいるものもいる。
軍隊というよりは、さながら野盗の遠足といったところか。
(何考えてるのアイツら…)
しかし、私の目を引いたのはその編成の方だ。
黒狼部隊はコボルトたち獣人や狼系魔獣など、魔犬族のみで構成されているのだが、その後方には大規模な荷駄部隊が続き、ジャイアントウルフが巨大な荷車を引いている。
荷駄部隊というのは戦場に食料や消耗品などを運ぶ部隊のことだが、城から近いこの森に来るためだけに、あの数の荷車を用意するのはどう考えても不自然である。
それも荷車は二輪の小型のモノではなく、屋根付きの大型四輪車だ。
(戦争でも始めるのかって部隊編成ね)
「ようやくの到着ですね」
ドヴィーも騒がしさに気づいたのか、様子を見に来た。
「ねぇ、あれっておかしくない?なんであんなに補給が必要なのよ?」
「あれは補給ではありませんよ。資源を運ぶための輸送部隊です」
「資源?どういうこと?」
「彼ら黒狼部隊は狩猟を生業としていますからね」
「それはそうかもしんないけど、今回はドレイクの討伐が目的でしょ?それに、こんな森にあの数の荷車で運ぶほどの獲物なんて…まさか!?」
「ワォォォォォ!」
「ウォン!ウォン!ウォン!」
黒狼部隊は森に到着するなり、独特の雄叫びをあげながら、周囲のドレイクに向かって攻撃を開始した。
「早いっ!」
一人一人の兵士はそれほど強くはない。
しかし、なんといったらよいのか、集団の狩りに慣れている。
飛竜隊も連携してドレイクと戦っていたが、どちらかというと、それは訓練によって培われた”綺麗な”フォーメーションだった。
それに比べて、黒狼部隊にはその”綺麗さ”はまったくない。
にもかかわらず、ちゃんと連携ができているのだ。
こちらは、訓練ではなく経験と野生のカンによって培われたフォーメーションのようだ。
「まるでお互いの動きが分かってるみたい」
「魔犬族はテレパシー器官を生まれながらに持っていますからね。だから、このような戦いができるのですよ」
(なるほど、そういうことか…)
「それが排他的な種族になってしまった理由でもあるのですが…」
「え、なんで?あーそっか、他の種族はテレパシーなんちゃらを持ってないからか」
もう一つ、彼らの戦いで目を引くものがある。
それは彼らの持つ武器だ。
どの武器も独特の形をしているが、総じて長物で、”エゲツナイ”形をしている。
巨大な拷問器具にも見えるそれは、魔獣の硬い鱗や殻を引き剥がし、削り取るために作られたものなのだろう。
手際よくドレイクの鱗に武器をひっかけ、文字通りドレイクを丸裸にしていく。
「ドヴィーは心配してたけど、これなら案外すぐ終わっちゃうんじゃないの?」
「そうだといいんですがね」
瞬く間に近くにいたドレイク三頭が黒狼部隊に倒された。
しかし、そこで彼らの進軍は止まってしまった。
「…やはり」
「どういうこと?アイツら、何してんの?」
暗くてあまりよく見えなかったが、黒狼部隊が持つ松明や魔法照明のおかげでようやく理由が分かった。
「…解体?」
「そうです。先ほども言ったように黒狼部隊は狩猟で生計を立てています。時季外れのドレイクの肉は富裕層に人気がありますし、硬い鱗は武具や道具の素材として幅広く利用されます。きっと高値で売れるでしょう」
「でも、あんなことしながら戦ってたんじゃ、朝になっちゃうじゃない!?」
「そうですね」
「…いや、そうですねって!」
「ネルを討伐軍に選んだのは陛下ですよ。私は反対しましたが?」
(…ぐうの音も出ない)
「こんなことになるなんて知らなかったのよ。ネルは”陛下に貢献するチャンス”だって言うし、本気なのかと…」
「はぁ…あんなものを真に受けてたんですか?政治の場での建前ですよ…」
(うっ…ネルのヤツ、やっぱり悪いヤツじゃない!!)
少しでもネルをイイ奴だと思ってしまった自分に腹が立つ。
「アタシ、ちょっと文句言ってくる」
「ほう、どのような?」
「だから、解体をやめろって言うのよ!」
「無駄だと思いますがね。彼らにとって討伐は二の次、第一目的は狩猟です」
「それがムカつくのよ!チンタラしてたら周囲の町にドレイクが…」
「彼らには関係ないでしょうね。この辺りに住んでいるのはほとんどが私たちのように他所から移り住んできた移民ばかりです。彼らには魔犬族でもない移民がいくら死のうが痛くもかゆくもありませんよ」
「そんな…」
眼下の黒狼部隊はアタシの心配をよそに、手際よく荷車にドレイクの肉や鱗などを運び入れていく。
「納得いかないようですね」
「いくわけないわよ!アタシたちが必死にがんばってるのに、自分たちだけ…」
「利益を得るのは許せないと」
「違うわ!人の命よりお金を優先していることが許せないのよ!」
「…ならば、その思いをネルにぶつけてみてください。挨拶に行きましょう」
◇ ◇ ◇ ◇
「ネルを出しなさい!」
黒狼部隊の中心に降りるなり、アタシは叫んだ。
解体作業をしている何頭かのコボルトが振り向いた。
「なんだ?この小さいのは?」
「小人族か?」
近くに寄ってきたコボルトがアタシを摘まみ上げる。
「いや、ヒト族だろ?小人族にしては髪が長い」
「でも髪が長いのはヒト族の女だろ?」
「それにしては、子供みたいな体…」
コボルトがアタシの胸を指でツンツン突く。
ドカッ!
ズカッ!
「キャーン!」
「今は気分が悪いの!」
涙目になって逃げていくコボルトたち。
ちゃんと手加減はしたつもりだったけど、ちょっと気持ちが入った可能性は否めない。
「なんだなんだ!?」
騒ぎを聞きつけて、コボルトたちが集まってくる。
「ネル!出てきなさい!」
ざわり
周囲に心地よい風が吹き込み、集まったコボルトたちがアゴを地面にこすりつけるようにひざまずく。
「お出迎えにきてくれたのか?魔王サマ」
「”早々”のご到着、ありがとうございます」
いきなり怒鳴りつけようとしたアタシより先に、ドヴィーの嫌味がさく裂する。
(なんだかんだ言って、ドヴィーも怒ってるじゃない)
「いやーそんなに感謝してくれなくて大丈夫だぜ?国のことを思えばこそってやつよ」
むかっ!
(よくも、いけしゃあしゃあとそんなこと言えたわね!)
「ネル、これは何よ!」
「何って荷車だろ?」
「そうじゃなくて!アンタはドレイクの討伐に来たんでしょ?こんなことしてたら、朝になっちゃうわ!解体作業なんて後でやればいいでしょ!」
「それじゃー、肉が腐っちまうだろ?それに死体を放置してたら他の魔獣に食い散らかされるかもしんないしよ」
「でも、アナタたちは討伐軍よ!優先順位を間違ってない!?」
「じゃあ、代わりに魔王サマが金を払ってくれるのか?」
「金って何よ?」
「ドヴィーの旦那、魔王サマは知らないのか?」
「陛下、魔獣討伐では国から報奨金は支払われません。代わりに魔獣の肉や素材を得る権利が与えられるのです。ですから討伐にかかる費用、食料や武具、死者への弔慰金などはそれらを換金して工面しなければなりません」
「…そんな」
「そういうことだ。つまり、これは俺たちの正当な権利なんだよ。いくら魔王サマでも、それを諦めろと言うなら代わりの金をくれねーとな」
アタシはドヴィーに頼むような目で訴えるが、ドヴィーは首を横に振るだけだった。
”そんな金はない”ということだろう。
「…」
「まぁ、そこまで魔王サマが言うならよ、討伐を早めてやってもいいぜ」
「本当?」
「あぁ、本当だとも。俺たちだって早く終わらせたいって思ってるしな」
「あ、ありがとう!」
「実は問題があってな。俺たちは嗅覚でドレイクを探してるんだが、さっきからドレイクの焼けた匂いで鼻が利かなくてよー」
ネルは意味ありげにドヴィーに視線を移す。
「私の炎魔法のせいですね…なるほど、飛竜ですか」
「さすが、ドヴィーの旦那だぜ。俺が飛んでもいいんだが、それだと魔力がすぐに尽きちまうんでよ」
「どういうこと?」
「つまり、空からドレイクを探すために飛竜を貸してくれということです」
「そういうことか」
「まぁ、言っていることは筋が通ってますね。よろしいでしょう、それでは陛下が乗ってきた飛竜をお貸ししましょう」
「えっ!?桜丸を?嫌よ!」
「私や飛竜隊は飛竜がなければ戦えません。陛下の飛竜しか貸せないのです」
こんなやつらに桜丸を貸すのは絶対に嫌だが、ドレイク討伐が遅れれば多くの人の命にかかわってくる。
アタシは仕方なく了承した。
「うぅぅ…わかったわよ」
(なんか心配だな)
そっと桜丸の顔に手を置く。
(ごめんね。すぐに終わらせて一緒に帰ろうね)
「ギャギャギャ」
アタシの念話に応えて、数度鳴くと桜丸はネルのそばに飛んで行った。
「ありがてぇ。大事に使わせてもらうぜ。それじゃあ、魔王サマ、俺たちは”討伐”が忙しいんでね!」
「くっ…」
(…コイツ)
ざわり
ネルの周囲に小さな竜巻が起こり、ネルは桜丸と飛んでいってしまった。
桜丸を前線に届けるんだろう。
「ねぇ、アルもこうなることは分かってたのよね?」
「まぁ、ある程度は予測していたでしょうね。アルも言っていたでしょう、”今回の手柄”はネルのものだと」
(手柄ってそういう意味だったのか)
しかし、なぜアルはネルに討伐軍を任せたんだろうか。
黒狼部隊がこうなることを分かっていたはずなのに。
アタシを会議に参加させてまで。
「さぁ、考えていても仕方ありません。彼らの遅れは私たちで埋めるしかないのです」
「…そうね」
楽しそうに解体作業をしているコボルトたちを尻目に、アタシたちは再び森の奥へと戻った。
◇ ◇ ◇ ◇
「おりゃー!」
『魔重斬撃』
ズバンッ!
「ギャァァァァ!」
十頭目のドレイクが叫び声をあげて地面に倒れた。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
鎧のおかげでダメージは受けていない。
しかし、疲労はどんどん蓄積している。
(あとどれくらいかしら…)
ふわっ
上空から森を見渡してみれば、ようやく半分の討伐が終わったかというところだ。
黒狼部隊の討伐スピードは少し早くなった気もするが相変わらず遅い。
彼らの頭上を桜丸が飛び回り、騎乗しているコボルトが魔法照明を振っている。
ドレイクの居場所を指し示しているんだろう。
(まぁ、空にいれば桜丸も安全よね)
「陛下…」
疲労困憊の様子のドヴィーと飛竜隊も上がってきた。
「陛下、我々の体力も魔力も限界です。飛竜も休ませないといけません」
「そうね…ずっと飛びっぱなしだし。じゃあ、城に戻るの?」
「城は遠すぎます。私の家がよいでしょう」
「わかったわ!でも、アタシはまだ平気だから、アンタたちだけ休んできて」
(ネルに票を入れたことで、ちょっと罪悪感もあるし…その分、がんばらないと)
「…」
「ん?なによ!?」
何も言わずにドヴィーと飛竜隊がアタシをまじまじと見ている。
「…ふむ、ここは陛下のお言葉に甘えて、私たちだけでも休ませてもらいましょう」
「そんな!陛下が戦われているのに、私たちだけ休むなど!」
「休息も戦いの一つです。アナタや飛竜が過労死でもしたら陛下の負担が増えるのですよ。今は一刻も早く休息を取り、また戻ればよいのです」
「…確かに。陛下、今まで陛下のことを誤解していました!…ありがとうございます…」
(え、泣いてる?なんで?…ってか、誤解ってなによ!おいっ!)
「それでは陛下、私たちはこれで…ん?」
森の中からボヤっとした光の塊のようなものが浮かび上がってくる。
距離があるため、はっきりとは分からないが、おそらくアタシの頭くらいの大きさはあるだろうか。
「何あれ?」
「なんでしょうね。魔法ではないようですが…」
「…土っ!?」
急に光が消え、代わりにそこから大量の土砂が噴きあがる。
しかし、どう考えても物理的におかしい。
あの小さな物体から山ほどの土砂が溢れ出てきているのだ。
そして、その大量の土砂が森に降り注ぐ。
「ちょっと、下っ!」
落下する土砂の下には、ドレイクを解体しているコボルト兵たちが大勢いる。
「逃げて!!!」
しかし、遠すぎてアタシの声は届かない。
しかし、幸いにもコボルトたちも上空の異変に気づいたのか、慌てて作業を中断して逃げ出した。
土砂の範囲はかなり広い。
小さな湖ほどはあるだろうか。
普通なら絶対に逃げ出せない広さだ。
しかし、そこは機動力を誇る黒狼部隊。
コボルト兵やジャイアントウルフはその抜群の脚力を発揮して安全圏に避難した。
「…よかった。大丈夫みたいね」
「―いえ、まだです!」
よく見れば荷車の中から数人の作業員が這い出てきた。
「ん?あれって、コボルトじゃないわよね…」
「単眼族です!」
「でも単眼族って魔犬族じゃないわよ!?」
「そうです!なぜ他部族が!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます