オマケ ダージリンとダークさん
…………………………………………………
………………………………………
……………………
祝い事が終わり数日後、
ダージリンがスカイ家にやってきた。
ダージリンは、いつものようにドアを叩き、
ココレットが出迎えてくれるのを
待っていた。
…が
出てきたのは無表情で背の高い男だった。
※ここからは会話のみとなります。
ダージリン「よぉ、ココレット、
アイリッシュ、ブルー 遊びに……
どちら様ですか?」
(……こわっ!誰だよこの男…まさか…不審者、泥棒か?!)
ダーク「…初めまして、我はダーク・スカイと申す。ココレット達の父親だ」
ダージリン「ココレットのお義父様っ?!」
(あっ…やべ あまりにもビックリして余計な事言っちまった…)
ダーク「お主、ココレットかヨーグルの友人か?」(気のせいか?よろしくない文字が見えた様な…いやどう見ても女性…我の勘違いか)
ダージリン「おっおう!ココレットの友人
ダージリン・チャイだ
今日は子供達と会う約束をしていて…」
ダーク「なるほど……子供達なら妻と買い物中で家にいないが、そろそろ「あっダージリンさん!」」
ダージリン「ココレット!
みんな久しぶりだな!元気にしてたか?」
ダーク「おかえり皆の者よ」
ヨーグル「ただいまお父さん!
あっダージリンさん、ちょうどいい
タイミングに、上がって、上がって!
とっておきのお菓子を真澄ちゃんから
貰ってきたから一緒に食べましょう」
ダージリン「真澄が作ったお菓子!
ちょうど良い!俺様は今日はとっておきの紅茶を持ってきたから、みんなで嗜もうぜ」
アイリッシュ「やった!おいら
ダージリンさんの紅茶好きなんだ!
早く飲みたい!」
ブルー「………グイ グイッ!
(ダージリンの手を引っ張る)」
ダージリン「おう!今から作るから慌てるな
お邪魔するぜ!」
ダーク・ヨーグル「「どうぞ!」」
ココレット「あっ、みんな待ってよ
ダージリンさん私も何かお手伝いします」
…………………………………………………
……………………………………………
…………………………………
楽しい時間が過ぎダージリンが
ラピスラズリの森へ帰った後…
ヨーグルと二人、居間にて
ダークはふっと笑みをこぼしていた。
ダーク「良かったなココレット、
姉のような存在が出来て…」
ヨーグル「えっ…お父さん?」
ダーク「ココレットが小さい頃
言っていたではないか 自分にも
姉が欲しいと」
ヨーグル「そっ…そうだったね」
ダーク「ダージリンさんも一番ココレットに
目を掛けていて、あんな優しそうな瞳、
まるで本当の姉妹のようだった
…あんなココレットの嬉しそうな表情、
初めてみた」
ヨーグル「……あのお父さん……」
ダーク「なんだ? ヨーグル」
ヨーグル「もしかしてダージリンさんの事
女性だと思ってる?」
ダーク「?あぁそうだが?それがどうしたのだ?」
ヨーグル「お父さん………
ダージリンさんなんだけど……
あの人は【男性】だよ」
ダーク「…………!!!」
(驚きにより言葉を失った)
そして、ダージリンを男性と
聞いたダークは…
ヨーグル「お父さんっ 顔が凄い事に
なってるよ!!」
恐ろしい表情になったのは言うまでもない。
おしまい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます