ゆきこの記録帳（闘病記）

8/20 何もできないことが怖い

　８月２０日。何もできない。帰ったと思っていた鬱くんは、まだ当然のように居座って、私のトラウマをつついて遊んでくる。

　今日も熱は下がらず。朝から37.9度を記録。その後も上がったり下がったりを繰り返す。病院で処方された解熱剤も効かない。胃腸薬の副作用に「下痢・便秘」って書いてあるのがすごく気になる。この薬大丈夫なんですか。

　何かを生み出さなきゃ、と思う。特に、生活費に直結する何か。新しい記事とか、新しい営業とか、何かしなきゃ、と思うのだけど、頭がそっちの方向に動かない。小説も書きたいけど、絵を描いたり動画作ったりいろんなことに手を出してみたいんだけど、とてもクリエイティブな思考のできる頭じゃない。

　何もできないことが怖い。何かをしなきゃ、という焦りだけがつのっていく。強迫観念ばかり大きくなって、それで余計に体が動かなくなる。

　熱が出始めて５日経った。この調子で、会社に休めと言われている期間で、ちゃんと熱が下がりきるのだろうか。不安しかない。もし、これでまだ熱が下がらなかったら、どうなっちゃうんだろう。生活は苦しくなるばかり。

（印刷代はちゃんと確保してあるから、本を発注した人は安心してね）

　何も新しいものを生み出せない自分が嫌い。過去のトラウマばかり掘り返して勝手に鬱が悪化する。自分でも何をやっているんだろうと思う。けど、やることがないと思考が勝手に後ろを向く。

　今日できたのはyoutubeを見ることと、あとは少しだけモンハン。続編をやりたいけど、続編をやるまでに無印をやりきらないといけない気がする。完璧主義者な側面が顔を出して、私を勝手に追い込む。

　仕事を休んで、youtube見て、ゲームして、だらだら。客観的に見たらさぞいいご身分だろうなと思う。けど、それ以外にできることがない。ゆっくり体を休めろと言われたって、じっと寝ていることすらできない。

　文章がまとまらない。

　鬱くんも熱くんも、いつになったら帰ってくれるんだろう。