8/11 どこまでが病気のせい?
8月11日。今日は作業の日。
まず入稿する本文データのチェック。それから、表紙データづくり。表のほうは仕上がっていたので、裏表紙と背表紙を作った。なかなか難しかった。お手本だけはたくさん家にあるので、色々な本を引っ張り出しては参考にした。
にしても、文章を生業にしたいと思っているくせに、私は日本語が怪しい。というか誤字脱字等のミスが多い。定価を変えたのでお知らせをしようと思ったら「お知らせと告知」とかいうよくわからないことになるし、ブックカバー裏のあらすじでは「偶然見た新歓ライブを見て」と二回も「見て」を使ってしまうし、本当にどうしようもない。小泉進次郎リスペクトみたいになってる。どうしてこうもしょうもないミスばかりなんだろう。嫌になる。
昨日発覚したミスも悲惨だった。長編の原価割れだ。あれは致命的だった。あわてて再告知しようとしたら今度は「お知らせと告知」。本当に自分が嫌。泣きそう。
ケアレスミスが多いのはADHDの特性らしいというのはよく聞く話。私も立派に(?)ADHDなわけだが、このミスや、躁状態×衝動性×無計画の組み合わさった衝動買いによる危機的な金欠は、どこまでを病気のせいにしていいのだろう。私がしっかりしていなかったせいと言われても、病気ではなく性格の問題だと言われても、「おっしゃる通りです」と言うしかない。
仕事にしろ創作活動にしろ、手数が増えれば増えるほどミスが目立っていく。私だってしたくてミスをしているわけじゃないが、チェックの仕方が散漫なことは否めない気がする。
何より、病気を言い訳にして自分の非を正当化することに、私自身が抵抗を感じる。もう一人の私が「病気のせいにするな」「自分の問題だろ」「お前がポンコツなだけだ」とものすごい剣幕で畳みかけてくる、気がする。
本が出るのは楽しみ。何かを作るのはたのしい。
だからこそ、自分のこの性質がやりきれない。
私はどう考えればいいんだろう。どうすればいいんだろう。
頭がうまく回らない。
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