第148話 おっぱいを磨き上げる

 僕は、〈アコ〉の赤い唇を激しく奪った。

 〈アコ〉のぽってりとした唇が、プルプルと赤い光を放っていたからだ。


 「〈タロ〉様、ちょっと待って。この体勢で激しくしないで。苦しいです」

 

 「そうか。分かった」


 僕は、〈アコ〉の脇の下を両手で持ち上げて、僕に膝の上に乗せた。


 「きゃっ、〈タロ〉様。止めて。くすぐったいです。何なさるのですか」


 〈アコ〉は、背を向けて膝に座っている。

 これじゃダメだ。後ろ向きじゃ、さっきと同じだ。


 僕は、〈アコ〉の両肩を掴んで、その場で百八十度回した。〈アコ〉のお尻を起点にだ。

 〈アコ〉の左足がお腹に当たったので、のけ反りながら、〈アコ〉の足を引っ張った。


 「きゃー、〈タロ〉様。止めて。きゃー、何するのですか。足を引っ張らないで」


 これで、〈アコ〉は僕と向き合って、僕の膝の上に座った状態だ。

 〈アコ〉は、俗にいう、女の子座りになっている。


 〈アコ〉の足を引っ張ったので、部屋着の裾が捲くれて、真っ赤なショーツが半分見えている。

 白くてムッチリとした太ももとの対照が鮮やかだ。

 〈アコ〉は、慌てて部屋着の裾を引っ張って直している。


 「〈タロ〉様、こんなことをして、私の下着を今、見ましたね」


 「うん。赤だった。唇と合わせたの。良い考えだ」


 「あ、合わせていません。たまたまです。もお、〈タロ〉様」


 「そう怒るなよ」


 「私、突然過ぎて、吃驚しましたわ。〈タロ〉様は強引過ぎます」


 「ごめん。今度から先に言うよ」


 「強引なのはダメですからね。それと、この格好はちょっと。膝の上は恥ずかしいですわ」


 「そう言うなよ。この体勢は、僕と密着が出来て良いだろう」


 「うー、私は足を開いて、〈タロ〉様の膝に座っているのですよ。こんなのハレンチですわ」


 「そうとは思わないよ。僕は、一杯〈アコ〉を感じられて嬉しいけどな。

 〈アコ〉は僕と密着するのが嫌なの」


 「〈タロ〉様と密着するのは嫌じゃないですけど」


 「嫌じゃないなら問題無いな」


 「問題はあります」


 これ以上文句を言われないように、〈アコ〉の口を塞いでしまおう。

 それに、今も赤い唇が、艶々な唇が、薄く開いたぼってりとした赤い唇が、僕を誘惑している。

 僕は〈アコ〉の腰に手を回して、グッと抱き寄せた。膝と言うよりもう腰の上に近い。


 「〈タロ〉様、止めて。そんなことをされたら、足がもっと開いてしまいます」


 僕は〈アコ〉の唇全体を。唇で覆った。これで口が塞げた。

 〈アコ〉は「うんん、んうん」と呻いているような声を出した。気にしないでおこう。


 続けて、僕は〈アコ〉の口の中へ、舌を入れた。

 〈アコ〉の口からは、「んぅ」「んぅ」とくぐもった声が断続的に出ている。


 〈アコ〉の手は、僕の首に回されているので、本当は嫌じゃないのだろう。そうしておこう。


 〈アコ〉の小さな舌や口の中を、舌でじっくりと舐め回した。

 〈アコ〉の口と、僕の口から「ピチャ」「「ピチャ」と湿った音も聞こえだした。

 舌で舐めると、どうしても音が出てしまう。でも、この音が感情を高ぶらせる。


 薄い部屋着越しに、〈アコ〉の太ももと、お尻を感じることも出来ている。

 〈アコ〉はスカートを広げて座っているので、お尻はシヨーツ一枚で、太ももは直に僕に接しているからだ。

 〈アコ〉の柔らかさと暖かい体温が、もろに伝わってくる。


 これで下半身は良いけど、上半身を疎にしてはいけない。


 僕は〈アコ〉の上着をめくって、両手で〈アコ〉の胸を揉み出した。

 もちろん、優しく丁寧にだ。


 少し遊んで、フニュフニュした大きなおっぱいを両手で揺らすこともした。

 ぽよんぽよん、と弾力のある揺れ方だ。

 やっぱり、〈アコ〉のおっぱいは最高だな。揺れ方も、節度があって気品がある。

 ボヨンボヨンじゃなくて、 ぽよんぽよんと可愛らしい。


 僕は、一生懸命に〈アコ〉のおっぱいを揉み続けた。

 でも、決して強くは揉まない。優しく、繊細にだ。おっぱいを磨き上げるようにだ。

 光り輝くおっぱいになれ。


 そうすると、どうしたことか、先端が固くなってきた。

 これはたぶんアレだな。好奇心と探求心には抗えない。後、助平心にも逆らえない。

 自重心が宇宙の彼方へ飛んで行った。もう、見えない。


 僕は唾をゴクリと呑み込んで、慎重に指の腹で触ってみた。当然、左右同時にだ。

 〈アコ〉の身体が、ピクンとした。一緒に、おっぱいもプルンと揺れた。

 声も「あん」って漏れた。


 もう一度、慎重に指の腹で触ってみた。

 また、〈アコ〉の身体が、ピクピクとした。おっぱいもプルプルと揺れた。

 声も「あっ」「あっ」って漏れた。


 左右同時じゃなくて、時間差で触ってしまったようだ。すいません。

 〈アコ〉の身体が熱くなってきて、下半身をモジモジさせている。


 モジモジされると、僕の小動物も熱を持ってきて、さらに活性化してきた。

 キスをした時から、活性化していたのが、新たなエロルギーを与えられた感じだ。


 〈アコ〉の熱くなった下半身と、僕の活性化した小動物が、互いにモジモジこすれるのは、気持ちが良いものだ。

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