第7話 来ちゃった♪

「デ来ちゃった♪」


「……なにそんな深刻な顔してんの?」


――――――――――――――――――――

 今の美希ミキは、とても上機嫌だ。

 興奮しているのかその色白な頬を朱色に染めていて華やかに見える。

 僕は、そんな彼女の家にお邪魔してしまっている。

――――――――――――――――――――


「『来ちゃっただろ』って、だよねーw」


 コロコロ


「そんじゃどうする?」


「ごはんにする? シャワーにする?

 それともア、タ、シ?」


 ふるふる


 クスクス


 ハッハハ


「このセリフ言ってみたかったんだよねー」


 うんうん


「『わかる』でしょ、でしょ?」


 ピトッ


「なんか、こういうのってさ……

 幸せって感じしない?///」


 きゅる


 にぱっ


「そんじゃ、着替えて来るね」


「その後ごはん用意するからまってて」


 コクコク


 パタパタパタ


「ふー、ホントに連れて来ちゃったケド」


「この後、どうしよ……やっぱスるのかな」


 …………ハッ


「それより着替えなきゃ……下着も替えとこ」


 シュ


 シュル シュル


 フッ フッ フッ フッ フッ


「んっしょ」


 パサッ


 パチッ パチっ


 ぷるん ぷるん


 ふわっ


「ふー」


 シュル ススー ぷりん


 トテトテトテ


 ビシッ


「……良い感じ」


 もみ もみ


 コリ コリ


「んっ♡」


 ――ハッ


「着替えないと――」


 ガバッ


 ゴソゴソ


「ど、れ、に、しよーかな」


 パラ パラ


「んー、こっちかな、それともこっち?」


 むむむ


「――やっぱ黒、それとも赤?」


 チチチチ


「こっちの柄も……グッと来るよね?」


 カチリ


「今日は赤で!」


 ふんす


 ススー


 クパッ


 クイッ クイッ


 パツン


「うん!」


 スイー スイー


 もにゅ もにゅ


 グイッ グイッ


「んっ♡」


 パチッ パチッ


「よっと」


 ズボッ ズボッ


 パチン


 クルン


 ビシッ


「ちょっと短いかな……まぁいつもの部屋着だし、いいでしょ」


 んっ


 スポッ


 にょき にょき


 ふるふる


 クシクシ


「んっ、アタシは大丈夫」


 カチッ


 シュ シュ


 クシクシ


 パタパタ


 クンクン


「これでいいかな……いや、ちょっと作ってこ」


 カキカキ


 パタパタ


 クルッ パカッ


 んー


 ヌリヌリ


「――ぱっ♡」


 にぱっ


「おっけ」


 シュタ


 タッ タッ タッ タッ


 カチャ


 パタパタパタ


「お待たせ〜♪」


 ふるふる

 

「じゃ、ごはん作るね。そういや家には連絡した?」


 コクン


「卵料理くらいしかデキないけどだいじょーぶ?」


「あと、野菜とーお肉かな」


 グッ


「野菜出すから洗ってもらえる?」


「あー、うん。ある程度テキトーでいいよ」


 シュタッ


 スタ  スタ

   スタ  スタ


 ガチャ


 ブ――――ン


 ゴソゴソ


「はい、レタスときゅうり」


「テキトーでいいから洗ってから切って」


「――君って家でご飯って作ってたりする?」


 ふるふる


「ま、アタシも一人暮らしするまではあんましてなかったし。そんなもんじゃない?


 ゴソゴソ


「お肉なん切れ食べる?」


 カチャ


 チチチチチ


 ボボボボ

 

「とりま、2枚づつでいいかな?」


 コクコク


 カパッ


「ん? これ?」


「下ごしらえをまとめてしておいて冷蔵庫に入れてるだ」


「『思ったより本格的』って、まぁ独り暮らしだからねー」


 ジュジュジュ


「そろそろ、よさそうかな」


 カチカチ


 ジュー ジュー


 ジュワー


「って、そっち手が止まってるよー」


 ふふ


「次はお皿だしていててね♪」


 ジュー ジュー


つづく

――――――――――――――――――――

あとがき


というよりも、おしらせ

ストックが無くなってしまいました……


食べる時になにかエロいシチュエーションに出来ないかなぁ

と思ってるんですが……地の文なしがキツイ

そして今回は、肉とサラダで強敵ですね。

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