第60話保育園、増園?

それから事務所に行く未来。


「おはようございます」


「おはようございます、先生、市役所の方から電話が、有りましたよ、こちらから掛ける

様にしています、担当が、あっ、この方です」


「分かったわ、ありがとう」


電話をする未来。


「桜庭ですが………」


「先生、何て?」


「待機児童は、やっぱり保育園を増園しないと、いけないみたい、私立の保育園でも

いいんだけど、月謝が高くなるから、やっぱり、増園ね!これは、直接、市長の所に行くわ!ヤングケアラーは、片親世帯に電話して

気になる所を、1件ずつ訪問するって、これで、少しは何とか、なるでしょう!後は

定年の年齢ね」


「あっ、先生それは、今延長が取り上げられてるんで、早い内から実施している企業も」


「そう?じゃあ保育園ね!谷脇さん、ちょっと、市長と知事に、アポ取って!」


「はい!」


電話をする谷脇。


「早急に、お願いします……」


「先生、明日なら市長も知事も、いけます!」


「そう、じゃあ3人で会うわ!谷脇さん悪いけど市長に県庁迄、来る様に言って!」


「はい!」


翌日、市長、知事、未来の3人で話をする。


「単刀直入に申し上げます、今の待機児童の

現状を、どう思われますか?このままだと

離職する、税収は無い、長い目で見た時に

どちらが得ですか?国は、なかなか動きません!あなた達が、市だの県だの言わずに

力を合わせて、して行かないと!」


「良く分かりました!噂には聞いていましたが、桜庭先生は1度食らい付いたら、離して

くれ無いと、ハハハハ」


「本当に、その通りですね、ハハハハ」


「やりますよ!我々で、そして、この土地で

働いて、子育てをして豊かな町に、しますよ!」


「本当ですか!ありがとうございます!」


こうして、未来の努力は少しずつ、実を

結んで行くのだった。

来夢の大学卒業式、恭介と未来は一緒に

行った。

これで、もう立派な社会人になる。

3人で居ると


「来夢君」


女の子が、走って来た。


「パパ、ママ、僕の彼女の雨宮るりさん」


「初めまして、雨宮るりです」


「初めまして、来夢の父の桜庭恭介です」


「母の桜庭未来です、今度、家に遊びに

来てね」


「はい!ありがとうございます!」


「じゃあ、来夢、先に帰るぞ!」


「うん!」


「未来?大丈夫か?」


「大丈夫よ、可愛らしい子だったわね

良かった!」


「未来も、あの年の時は、あんな感じ?

では無かったか!」


「私、第一印象が相当、悪かったのね?」


「あ~もう、アイドル史上、最悪の出逢い

だったよ!忘れ無いよ!」


「でも、不思議ね~こうして夫婦になって

ずっと一緒に、居るんだから」


「本当だな、次は斗夢だな?」


「フフフ、そうね!斗夢はどんな子を

連れて来るかしら?楽しみだわ」


卒業式が終わると、未来のお願いした年に

1度のオフィスpeaceの、チャリティー

コンサートが、待っていた。

グループ数も多く、入れないファンが多い為

やはり3日間する事にして、参加グループも

デュオも、3日に分ける事にした。

そしたら、ファンも片寄らずに、済むから

だった。

ただpeaceは、3日間フルで出る事になった。

peaceも、ブランクが有るので、練習に

集中している。

もう少々peaceが、目を離してもベテラン

マネージャー達が、居るので安心だった。

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