第15話二人目の誕生

そんな、ある日


「恭介さん、私2人目ができたよ!」


「本当に?病院に行った?」


「うん、行って来たよ!」


「やったな~」


(これで、未来は家に、居てくれる!)


未来の、妊娠を嗅ぎ付けた、マスコミが

やって来る。


「未来さん、おめでとうございます」


「え?」


「2人目を、妊娠されたと、聞いたので」


「私達の、めでたい事に、あなた達は

関係、無いでしょう?」


「まぁ、そうですね」


「でも、喜んでる、ファンの人に

何か、一言お願いします!」


「じゃあ、みなさんも妊娠したら

私に、言いに来てくれるんですか?」


「ハハハ、変わって無いですね?

未来さん、もう引き上げますよ!

元気な、お子さんを産んで下さい。」


「ありがとうございます、さようなら」


「このVTR流せますか?」


「いけるんじゃ、無いんですか?未来さんの

キャラなら!」


そして放送された。

それを、見ていたpeaceの、メンバー

又、口の物を、吹き出す。

peaceの、メンバーに、とって未来は

ツボだった。


「ハハハハ」


「もう、お腹が痛いよ!」


「止めてよ~未来ちゃん!」


恭介は、又、頭を抱えていた。

マスコミが、恭介の所に、やって来る。


「おめでとうございます!」


「ありがとうございます!」


「未来さんは、変わりなく?」


「今日、見たでしょう?あのまんまです、

でも、子育ては、ちゃんとしてくれて

ますから、安心してください!」


「良かったですね!」


「はい、では失礼します!」


(俺は、どうして、マスコミに、慰められてるんだよ!)


「ただいま」


「お帰りなさい、恭介さん、今日マスコミの

人に、捕まって!」


「知ってる」


「どうして?」


「テレビ見たから」


「もう、しつこいでしょう?」


「未来、もう少し、ソフトになれない?」


「え~私、精一杯ソフトに、してるよ!」


(言った、俺がバカだった)


相変わらず、peaceの、人気は凄かった。

そして、未来は2人目を、無事出産した。

又、男の子だった。


「恭介さん、名前どうする?」


「来夢だから、夢を入れたいな!

斗夢は、どう?」


「何か、昔そんな、マンガ無かった?」


「あっ、トムとジェリー」


「猫と、一緒の名前?」


「違う、北斗の拳の、斗だよ!強く

なるぞ!」


「へ~斗夢ね!何か、恭介さん、来夢に

斗夢、デュオが出来るね!き〇きみたいに

なるかな?」


「未来、珍しい、そんな事考えてるの?」


最近、未来は子供のお陰で、少し信長様病が

治まっている。


「あっ!やっぱり名前、間違えた!」


「何で?」


「もう1人、男の子が出来たら、信長様

秀吉様、家康様に、出来たじゃん!」


「あのな、未来、みんなに笑われるぞ!」


「何で?天下の戦国武将だよ!誰が

笑うの、呼んで来なさい!説教を、

してあげるわ!」


「いや、武将達を笑うんじゃ無くて

うちの子達が、笑われるの!」


「どうして?」


「お前、長男、信長です。次男、秀吉です。

って、言って見ろ!じゃあ、三男は家康かなって、なるだろう!」


「恭介さん、どうでも良いけど、全員を

呼び捨て、謝ってください」


(はぁ~やっぱり、変わって無いや!)


「恭介さん、私、2人目が産まれたから

車の免許を、取りに行くから!」


「何で?」


「だって、恭介さんは忙しいから、私が

子供達を、遊びに連れて行くのに、要る

でしょう?」


「行く時は、うちのマネージャーに

お願いするから!」


「それは、駄目です、peaceの

マネージャーなんだから!」


「教習所に、行ってる間は、恭介の

お母さんに、来夢お願いするね!」


(未来の運転、マジでヤバいよ!

言ったら、殺されるな!)


翌日

楽屋でメンバーと


「なぁ、未来が免許を、取りに行くん

だって!」


「止めろ!恭介」


「危ないって!」


「未来ちゃんの、車と対抗したく無いよ!」


「だよな、そこどいて!私が走るから

とか、言い出しそうだよな!」


「言える~」


「俺が、1番恐いよ!その車に、子供を

乗せるんだぜ!それに、言って聞く

未来か?」


全員が、ため息をついた。

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