俺が英雄⁉︎
@2525hima
第1話 俺が暗殺者⁉︎
なんで俺が英雄なんかに、、
口から血を吐き出しながら目の前の"絶望"相手に相対しなければならない自分自身を呪った、物語の様に助けが来る訳ない、かと言って奥の手も封じられてる完全なる詰み、あまりの状況からむしろ笑えてくる、だかまだ死ねないっ!終わらない、、そして唱える
喰い尽くせ、『◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎』!
近くて吟遊詩人が奏でる音楽に合わせて器用に鼻歌を奏でながら少年は手を腰の剣に置き忙しない様子で周りを見ていた。
少年は何かを見つけると獲物を見つけた獅子の如くスピードで走り出した。
「ここがエントリー会場で合ってますか!」
少年は受付に着くなり喰い気味に聞いて周りの人達の注目を集める。
受付女は若干引き気味に「はい、一般兵士募集会場はこちらです、、」
「じゃ俺アレックスって言います!16歳です!エントリーしたいです!」
アレックスの勢いに押されて受付女がそのまま会場に通してしまう。
「、、、あれ?今ってレグルス公爵様が闘技場に結界を張るから誰も通すなって言われてたよね、」もう一人の受付女が言うと会場に通した受付女は真っ青な顔で叫んだ。「やっばっ⁉︎どうしよう?(涙目)今すぐ連れ戻してくる!」
アレックスは真っ直ぐ待合室に向かっていた道中一人の少女に会った。髪色は玉虫色でキリッとした瞳が特徴的な美少女だ。だかその美しい姿とは裏腹にとてつも無い殺気をアレックスに向けて放っていた。アレックスはあまりの殺気に腰の剣を抜いてしまう。すると玉虫色の美少女は胸に手を置き願う様に唱えた、
・・・放て、『信仰の弓矢』(トークソ・コーリー)
胸に置いた手が眩い光を放つその光は徐々に何かを形取っていき少女の手には幻想的な弓矢が握られていた。
「貴方は何者?会場には指示が出るまで誰も通さない様にレグルス様から言われた筈だけど、」
「えっ⁉︎」
アレックスは動揺する何故ならそんな事受付女に一言も言われてないからだ。動揺が顔に出たのか、少女の顔が冷たい笑みと変わっていく。
「何も知らないって顔ね、受付の目を盗んで入り込んで来た暗殺者か、人の話を聞かない阿呆か、どっちにしてもここで殺すわ」
俺が英雄⁉︎ @2525hima
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。俺が英雄⁉︎の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます