現代日本において、女性同性愛者への認識と理解は、男性同性愛者に比べるとかなり低いことが指摘されている。そして、それは差別や不可視化に繋がり、まさに詩帆の状況と危惧がそれに当てはまる。だからこそ、詩帆と雫の関係が、このまま続くことを祈らざるを得ない。結婚の平等が保障されていない現在の日本で、二人がパートナーシップ制度がある市に移り住み、幸福に暮らせる結末を望むことは、一読者としての我が儘だろうか。
まさか、AI導入の続きを書いてくださる方がいるとは…物語がどう展開していくのか、超絶楽しみです!