エピソードR①

⚠注意、この章は未成年に不適切な表現が含まれます。

不快に思われる方は飛ばしてください。


〜♬

何処かで聞いた曲が聞こえる。

あれはたしかなんか車のCMだったか


ゆっくり目を開ける

頭と身体が痛い


確か…


学校であの話を聞き、出た後何も考えず着替えて財布と携帯だけで隣県に出てきたんだっけ…


見慣れない風景、匂い、ネオンの眩しさ


高校生の自分には高揚すべき大人の世界のはずなのに全てが灰色に見えていた。


初めて酒を飲んだ。

ポケットに入るウイスキーのボトルだった

美味しいとは思えなかったがアルコールの匂いだけは鮮明だった。


それから見知らぬ公園で飲んでいた所を警察に声を掛けられて慌てて逃げて…


そこから記憶がない。

飲酒状態で激しく動いたせいだろう。


ゆっくり身体に気をつけながら起きる。

見覚えの無い部屋の中にいた。


それもそうか…地元ではなく隣の県なのだから。

幸いにも警察ではない様子だ、財布と携帯はローデスクの上に置いてあった。

飲んでいた瓶は無かった。


ガチャ


「目が覚めたか?」


背中の方から聞き慣れない声がきこえた。




※作者より

新章はじまりました。

多分色々吐き出したい言葉や想いが詰まってる章になると思います、、、

ここはゆっくり丁寧に書きたいと思います。


正直悩みながら書いてます。

理解してもらいたいとは言いません。

そこまで強欲でも傲慢でもないので

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