エピローグM⑱

数日後...


「で、今日は氷街の驕りでいいんだよね、 すみませ~ん!!ジ ャイアントチョコパフェ追加で!!」


といつものファミレスで俺と舞、憐の二人で報告も兼ねた食事をしていた。


以前と違うのは舞が憐の隣ではなく俺の隣にいることだった


「驕りだからって食い過ぎだ、ちっとは遠慮しろ」


とコーヒーをすすりながら俺は答えた。


「まぁまぁ、いいじゃないですか、 憐ちゃんには色々心配かけたし」


舞は俺をなだめながらケーキを食べた


「ラブラブだね~」


と憐が冷やかしながら俺をまじまじとみた


「あんまり変わらねぇよ、一緒にいる時間が増えたけど、これと言って劇的な変わりはないかな」


「ふぅん、そんなこと言いながらしっかりテーブルの下は お手て繋いじゃって~舞もしっかり女の顔に…」


とニヤリと憐は笑った


俺達はお互いに見合せ笑いながら頭を掻いた


「でも氷街、舞を泣かせたら私が承知しないからね」


とスプーンをこちらに向けながら指摘した


「わかってるよ、スプーン向けんな」


とスプーンを払いながら答えた


結局、俺も舞もしっかり弄られながら三人で三時間近く話していた。


「それじゃ後はお若い二人だけでどうぞ」


最後までちゃかしながら憐は帰っていった


「疲れた…結局、根掘り葉掘り聞かれたな」


俺はぐったりしながら歩いていた。


「でも、祝福してくれたから良かったです」


舞はこちらを振り向いて答えた


「泣かせたら承知しない... ね」


俺は憐に言われたことを反芻していた


「告白の時のは嬉し泣きなんでカウントしてないですよ」


いたずらっぽく舞は笑いながら手を繋いできた


「ん…俺が舞の事まもるから」


俺は手を握り返しまるで虚空に誓うかのごとく呟いた


「はい、でも無理はダメですよ、 無理したら私泣いちゃいますから」


と真っ直ぐな目で舞は答えたと真っ直ぐな目で舞は答えた


「うん、わかった」


そういうとクリスマスが近づいた街並みを俺達はしっかり手を握り家路についていった


きっかけは単純だった


でも、今は大切な人を守ろうとしっかりした想いで俺は舞の手をぎゅっと握り空を見上げた。


EpisodeM end…


※作者より

これにてエピソードM終了…となります。

個性もへったくれもない登場人物ですが

この後は閑話休題を挟んで次のお話になる予定です…多分…


ここまでが以前mixiの日記に書いていた小説です。

この後の流れは3パターンくらいで悩んでます。が後悔のないように書いていこうとおもいます。

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