第2話死ねばいいのに
2冊目は、京極夏彦著「死ねばいいのに」
2010年講談社。
死んだ女のことを教えてくれないか?と、主人公の青年は恋人、不倫相手、殺された女の母親に情報を集めて回る。
ネタバレになるので、詳しくは書かないが読み応えがある。
そして、驚愕の主人公の発言。
殺された女の為にネタを集める主人公だが、相手は皆自分の不幸ばかり強調する。
そして、主人公は担当した刑事にも女の情報を聞きに行く。
ドストエフスキーの「罪と罰」を思わせるような、ミステリーに仕上がっている。
果たして、主人公の知り合いの女を殺害したのは誰なのか?
ご一読あれ。
京極夏彦は、結構好きで、
「姑獲鳥の夏」、「巷説百物語」を夢中に読んでいた青年期の思い出がある。
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