第2話

修学旅行


東京ディズニーランドに到着。

[じゃあ、みんな5時には、ここに

集合する様に何か有ったら直ぐに

先生に知らせる様に!]

[は~い。]

みんな自由行動に、なる。

[じゃあね~美月、星矢と仲良くね。]

と美咲、真由、貴子の3人は行って

しまった。

[美月、行こうぜ!]

[うん。]

[廻る前に何か買うか?]

[そうだね。]

2人は、ミッキーのグッズが売ってる

ショップに入った。

[星矢、今日これ付けて!]

ミニーマウスの飾りを出して来た。

[バーカか、それは美月だろう!]

[私が、したんじゃ、つまんないじゃん、

私はミッキーになるから早く!]

星矢は、嫌々付けた。

[恥ずかしいよ!こんなんじゃ

廻れないぞ!]

[大丈夫!慣れるから!]

星矢は大好きな美月の言う事だから

聞いた。

廻っていると男子達に出くわした。

[星矢、お前何だ、それ?]

[ミニーじゃ無いかよ!]

[何してるんだ?]

と次々冷やかされる。

[うるさいな~美月が付けろって

うるさいんだよ!]

[美月姫の為なら、何でもするね~]

[美月、シンデレラより上だな!]

[ハハハ]

[うるさい!早く行け!]

星矢は真っ赤な顔で怒る。

[見ろよ!笑われたじゃ無いか!]

[星矢、似あってるよ!]

[そうか?]

美月に言われると、まんざらでも無い

星矢だった。

5時になると全員集合した。

様々な姿だった。

[お前達、みんな、その格好で

廻ったのか?]

[はい。]

[凄い格好だな?特に星矢、お前

どうしたんだ?]

みんなが笑う。

[先生、星矢は美月の為なら、どんな

格好でも、するんですよ!]

[許してあげてくださいよ~]

[星矢~]

先生も笑ってる。

1泊目は近くのホテルに泊まる。

星矢が

[美月、ご飯食べたら外を散歩

しよう?]

[どうして?]

[いいじゃないかよ!少しは俺の

言う事も聞いてくれよ!]

[分かった、じゃあ散歩するよ。]

晩ごはんが終わって美月が美咲達に

[私、ちょっと星矢と散歩して来る

から。]

[お~とうとう星矢に決めたか?]

[違うよ!昼間のお礼だよ!行って

来る!]

[行ってらっしゃい!帰って来なくて

いいよ!]

(バカ!帰って来なかったら大問題

でしょ!)

[お待たせ。]

[おう、美月行くか?何か飲み物

買ってやるよ!]

[ありがとう。]

2人で、ホテルの近くを散歩した。

会話は日頃の学校の事や、友達の事

だった。

[さぁ、もうホテルに戻ろうよ!

遅くなると先生に起こられるよ!]

[美月、俺、諦めないからな!]

そう言って星矢は、ホテルに入って

行った。

[ただいま。]

[あれ~美月、帰って来たの?]

[当たり前でしょ!]

[もう遠慮しなくて良かったのに~]

[何言ってんの!さぁ、お風呂行こう。]

お風呂から戻ってベッドで話をして

いたが、いつの間にか寝ていた。


翌日

[今日は東京見学をします。観光客が

大変、多いいので、みんな気を付けて

迷子に、ならない様にして下さい。]

[は~い。]

すると、ヒソヒソ話をしてる男子達。

どうやら近くで、アイドルのイベント

が有るみたいだ。

どうも、そこに行くみたいだ。

(バレバレだよ!)

そんな事が有るので今日は美咲達と

行動した。

美咲が

[ねぇねぇ、やっぱり、もんじゃ焼き

だよね。]

すると真由と貴子が

[観光が先でしょう?]

美月は

[観光して、もんじゃ焼き行けば

いいじゃん!]

すると美咲が

[美月、こんなに人が居るんだよ!

早く行かないと売り切れちゃうよ!]

[そんな事、有る訳無いでしょ!

お店してる人も、毎日こうなんだから

分かって営業してるよ。]

[本当に?もし売り切れてたら美月の

せいだよ!私は末代たたってやるから!]

(もんじゃ焼きで、たたられてたら

キリがないよ~)

[はい、はい。]

そう言いながら観光を一番楽しんでるのは

美咲だった。

[みんな、こっち、こっち!ここで

写メ撮ろうよ!]

[次は、あっちね!]

[あ~忙しい、ゆっくり見ようよ。]

と3人が言うと

[もんじゃ迄、時間が無いの!さぁ

早く!]

[誰か美咲を止めて!]

と美月が言うと

[誰かの言う事を聞くと思う?

無理、無理!]

と真由と貴子が言った。

(そうだな、美咲は誰にも止めれ

無いな!)

そして、お昼もんじゃ焼き屋さんの

前に並ぶ4人。

[楽しみだね~]

嬉しそうな美咲。

そこに星矢達が、やって来た。

[お前達ももんじゃ焼き?]

[うん。]

[じゃあ一緒に食べようぜ!]

[いいよ。]

と美咲。

とにかく美咲は早くもんじゃ焼きが

食べたいようだ。

初めてのもんじゃ焼き。

誰も焼き方を知らない、お店の人に

聞いて何とか出来た。

[いただきます。]

[美味しい~]

[うん、本当、美味しいね。]

みんな大満足だった。

もんじゃ焼きを食べた後、みんなで

お土産を買いに行く事にした。

美月は

(そうだ、先輩と凉さんにも買って

帰ろう!)

そう思って選んでいると星矢が来た。

[美月、誰に買うの?]

[家族と先輩とバレー教えてくれてる

人だよ。]

[その教えてくれてる人って男?]

[うん。]

[駄目、買わなくていい、変な誤解

招くから!]

[でも、お世話になってるから

買うの!]

[じゃあ俺にも買って?]

[はぁ?星矢、今一緒に居るでしょう?]

[美月が買ってくれた物が欲しいの!

大切に、するから買って、お願い!]

[じゃあ星矢は就職だったね?

健康祈願の、お守り買いに行く?]

[うん、うん!]

美月は、お守りを買って渡した。

[美月ありがとう、大切にするよ!

これで俺、元気に働けると思う!]

(そんな上手い事、行くのかな?)

そう思いながら

[頑張れ!]

と言った。

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