第16話 行ってくる

「あ!やばい!」

「どうかしたか⁉︎」

「あいつのベロで捕まった!」

村田さんは車を猛スピードで走らせた。

「……この車は時速何キロだと思う?」

村田さんは高島に問いかけた。

「え、約290kmでしょ」

「フフフ、正解。もしかして車好き?」

「モチローーーーーン大好き!!!!!!」

村田さんは最高速を出した。

「グルゥゥゥゥゥ…………!!!!!!」

ノヴァは粘るが、ついに舌がちぎれた。

ブシャアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ

「うわぁグロおい!!!!!!車体に赤い液体がついてないか心配だな」

2人が乗った車は走り去っていった。








「……………………………………………」

慧は窓を叩いた。

「…………………」

「⁉︎」

「(あ、空気読めなかった………)」

「行ってくる」

「…どこへですか?」

「警察どもも来い!!!!!!」

「え⁉︎」

「俺らも⁉︎」

慧は警察官たちを連れて、出ていった。

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