第9話 危険生物の包囲網

ヒクイドリが高島に飛び蹴りしてきた。高島は振り向くと……。


『百烈パンチ』


連続で100発パンチしまくった。ヒクイドリは蹴りで対抗した。

「!!!!!!」

遠くからサイが突進してきた。

「……タイミングよく………」

高島はサイに当たるギリギリで。


『波動アッパー』


高くジャンプしながらサイの突進を避け、ヒクイドリの頭部にアッパーをし、吹き飛ばした。

「……6対1とか卑怯すぎるだろ」

地面に降りてして愚痴っていると、背後からヤマアラシ、前からカバ、横からサイとコモドオオトカゲが突進してきた。

「⁉︎」

高島はヤマアラシの方へジャンプして。


『ジャンプパンチ』+『波動弾』


ヤマアラシの頭に衝撃波をぶつけ、ヤマアラシをカバの方へ弾き飛ばした。ヤマアラシの針は案の定カバの顔面に何十本も突き刺さった。

「ようし!IQ2億!!!!!!(大嘘)」

コモドオオトカゲは高島へ噛みつこうと口を開けた。

「接近戦は得意なんだ!俺がお前にパンチするのが先か!お前が噛みつくのが先か!」


『メガトンパンチ』


高島はコモドオオトカゲの口の中にパンチした。コモドオオトカゲも高島の拳を噛んだ。しかし、コモドオオトカゲは吹き飛んだ。高島の勝ちのようだ。

「おい!サイ!こっちへ来なサイ!」

声をかけるとサイは高島の方へ突進してきた。高島は波動弾をぶつけると、サイは気絶した。

「あとはシロクマだな。あの動物たちは危険生物として名高いけど……やっぱ人間が一番危険生物だな!アハハハハハ」

高島はホッキョクグマの方を見た。

「グルゥグルゥグルゥガァルゥ」

ホッキョクグマは突進してきた。

「それしかできないのかァァァァ(大笑い)?脳筋だなぁ(煽り)」

ホッキョクグマは高島に向けて手を振り下ろした。高島は笑いながらそれを手で受け止めようとした瞬間!

ズドォォォォォォォォン

ホッキョクグマが高島に腹パンした。高島は仰向あおむけに倒れた。

「うぬぐぅぅぅ……手こずりそうだな」

ホッキョクグマは高島の手を押さえながら、上にのしかかった。

「グルゥグルゥガァルゥグルルルルルルルルルルル!!!ガルゥルゥルガァァァァ」

「ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……まさか熊に負けるとは…………あ、勇者ナマズの漫画とショーを見ていない!!!!!!畜生!」

高島が諦めかけると、突然銃声が聞こえた。

「ファ⁉︎」

「グルゥ?」

ホッキョクグマは突然倒れた。

「なんだ⁉︎」

高島は起き上がってみると、自衛隊がいた。

「ああ、もう安心だ。ふうふう」

「子供を1人発見したぞ!」

「助けてくれてありがとう。シロクマ強かったな。けど……最期は銃で撃たれたなぁ」

「これは麻酔銃。眠らせているだけだ。それよりも、君の名前は?年齢は?見た感じ小学生かな?」

「僕は高島照男。11歳です。」

「そうか。この辺動物たちが気絶してるけど、なんでだろ」

「僕がやりました(笑)」

「マジか………。まあいい、地上は危険だ。ヘリに乗ってろ」

「は⤴︎あ⤵︎い→。あ、そうだ。僕の友達があのビルにいるから助けてあげて。それと、あなたの名前は?」

「俺は坂下海斗さかもとかいと。自衛隊さ」


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