第8話 暴れ回る動物たち
突然ノヴァが暴れ、周囲にいたコートを着た人たちや魔女を蹴散らした。
「な、なんだ⁉︎」
「どうしたノヴァ!お前はそんな仲間を攻撃するような酷いやつではなかったぞ!!!!!!」
謎の男は呼びかけるが、ノヴァは止まらない。そして、なんと警察官たちの方へ走ってきた。
「うわぁ来た!!!!!!」
ノヴァは警察官たちなど、見向きもせずに走り去っていった。
「おいノヴァ!!!!!!ノヴァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
謎の男は叫んだ。もうノヴァいないけど。警察官が聞いた。
「何をしに行った?どこへ行った?」
「知らねえ。あいつらは我々を裏切った!!!!!!我々は裏切られすぎだ!!!!!!可哀想に、我々が」
「(なんだこいつ)………。とにかくお前の名は?」
「……
「(以外と普通の名前だった…。まぁ日本人だしな)そうか。ちょっと署まで来てもらおうか」
慧やコート集団、魔女は連行された。
動物園では、親子連れの客たちで賑わっていた。
「わぁ、スマトラトラだぁァァァァァァァァ」
子供たちがスマトラトラをガラス越しに見ている。
「あ、ハシビロコウがお散歩してるゥゥゥゥゥゥゥゥ」
檻の外をハシビロコウが歩いていた。
「え、ハシビロコウの散歩ってあったっけ?」
親が疑問に思っていると、突然。
「ドゥバドゥバドゥバン!!!!!カァァァァァァァドゥバドゥバドゥバン!!!!!!」
クラッタリングを鳴らしながらハシビロコウが襲いかかってきた。
「えっ…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ハシビロコウが親の首を
「ドゥバドゥバドゥバン!!!!!!ドゥバドゥバドゥバン!!!!!!カァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハシビロコウの後ろには、たくさんと動物たちがいた。
「え…………、やばくない??????」
「飼育員を!飼育員を呼べ!!!!!!」
「うわぁすごっ。写真撮ろ☆☆☆☆☆☆」
「………カァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
ハシビロコウがクラッタリングすると、動物たちが一斉に襲いかかってきた!!!!!!
「うわぁ!!!!!!やめろ!!!!!!」
「ヒィィィィ、お助けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「ぬグゥ輪ァァァァ」
動物たちは人々を襲いながら、動物園の柵を壊して逃げ出してしまった。
警察や救急車が来るなか、高島と何凸守が呑気に歩いて来た。
「おおなんかすごくなってるな。動物園だから動物もショーに出ているのか?」
高島が平和ボケをしていると、何凸守が。
「いやこれ……入っちゃダメなパターンじゃね?」
「ン?」
目の前には、ホッキョクグマとヤマアラシがいた。
「お」
「だ、だだだだだだだだだぢたやかやにまやかはわならやかのや、大丈夫だ落ち着け高島」
「お前が落ち着け」
「シシシシシシシシ心配しるな。僕はおちなつそみこ¿けよいるのぬろや❣️」
「意味不明」
「ま、まぁ動物園の動物は人馴れしてるh…」
栩義が言い終わる前にホッキョクグマが手を振り下ろした。
「危ない!」
高島は手で止めた。
「ほ、本当に?」
「………………(汗)」
ヤマアラシも針をこちらに向けている。
「………ごめん嘘ついた」
「グルゥ」
「に、逃げろ!!!!!!」
ホッキョクグマが追いかけてきた。何凸守は銃のようなものを取り出すと、遠くのビルに向かって撃った。銃からは吸盤がついたロープ出てきて、ビルにくっついた。
「捕まって」
「え?」
何凸守がもう一度引き金を引くと、ロープはスルスルと縮んでいった。
「おいまだ捕まったねえよ」
「あ」
その瞬間、ホッキョクグマが手を高島の肩に乗せた。
「!!!!!!」
高島は
「何凸守!後で来いよーーーーーーー」
「OK」
高島が振り向くと、ヤマアラシが針を向けて体当たりしようと突っ込んできた。
「針が邪魔でパンチできない……ならば!」
『
高島はヤマアラシが来る前にヤマアラシに向けて、何もない空中をパンチすると、ヤマアラシは吹っ飛んでいった。
「ビビっただろう(笑)?衝撃波でーす」
ホッキョクグマは仲間を呼んだ。
「一体どんな動物かなぁ(煽り)?」
高島が見てみるとそこには……。
コモドオオトカゲ、ヒクイドリ、カバ、サイがいた。
「…ちょ、ちょっとおトイレ行ってきます」
高島が背中を向けた瞬間、6匹は襲いかかってきた。
「はァァァァァァァ????????????」
高島は全速力で逃げた。この6匹の動物たちはどれも足が速く、一般人では簡単に追いつかれてしまう。
「はァァァァァァァ????????????」
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