第7話 謎の男の要請
国会議事堂内では、中央広間でノヴァが暴れていた。
「グオンッッッッッッッッッッッッッッッッグオオオオオオオオオオンッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ」
ノヴァは強靭な爪の薙ぎ払いや、尻尾のハンマーを振り回したりして、職員たちを攻撃していた。
「お前らはノヴァをサポートしろ!」
謎の男が叫んだ。コートを着た人たちは、職員たちに攻撃していた。
「『ピオジェレッラ』」
箒に乗った魔女は霧雨を降らせた。
「フフフ……この霧雨に触れると体が動かなくなる」
職員たちは体が動かなくなってしまった。逃げることができない!
「やばい!動かない!」
「『シャルール』」
コートを着た人から熱波が出てきた。
「あぁ…壊滅だぁ、終わりだぁ……日本は負けちゃう………のか……?」
ノヴァは熱波によって弱った職員たちを蹴飛ばすと、コートを着た人たちや魔女を引き連れて、奥の方へ歩いていった。
「こちら、国会議事堂前にて中継です。謎のコート集団と恐竜が国会議事堂内に立てこもっていると情報が入りました。国会議事堂はご覧の通りボロボロに壊れています。情報が入り次第またお伝えします」
国会議事堂前は慌ただしい雰囲気となっている。
国会議事堂内で、謎の男はメガホンを構えてこう言った。
「科学派よ!お前らはとんでもない過ちを犯したようだな。お前らなんか我々の敵ではない(笑)」
今度は警察官や衛視たちがメガホンを構えた。
「お前たちは何を求めているんだ?我々は何をすれば良いんだ?」
「なぁに簡単なことだ。お前らが地下へ行けば良いんだ」
「??????」
「東京都の地下に街がある。そこに行け。これだけのことだ。簡単だろ」
「何を言い出すかと思えば……何故我々は地下へ行けなければならない」
謎の男ははっとし、メガホンを投げ捨てて叫んだ。
「はァァァァァァァァ?うっせえわ。もう忘れたのか!!!!!!まぁ確かに100年前だからなぁ。しかし、我々はお前らのことをずっと憎んでたからな!!!!!!」
「だめだ話通じねぇ(苦笑い)」
「ちなみにこの次は皇居を襲撃するからな」
「⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎!!!!!!⁉︎!!、!?!、!?!?、…!?!!!!!!!!」
「ハハハハ(^∇^)。なぁにそこまで動揺することない。お前らがここで我々の要請に従えば良い」
「うぬぐぐぐ……」
一方その頃高島と何凸守は下北沢をぶらぶらと歩いていた。
「夜になるのが待ち遠しいなぁ」
「勇者ナマズ読むの待ち遠しいなぁ」
ザ・
「あ、そうだ。今日動物園で勇者ナマズのショーがあるんだ」
「そうか。じゃあ夜になるまでそこで時間を潰そう」
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