第6話 ラーウッド男爵の夜襲!

しばらくのご無沙汰のお待たせ………してたかどうかは別として、更新しますのでよろしくね♪


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ラーウッド男爵の夜襲!


 知ってました?実は私………ヴァンパイアなんです!あ、知ってるか。


 異世界に転生してヴァンパイアになりました“雅 煌太(みやび こうた)”ことリュードです。


 異世界に転生して来て、木の上の巣から始まり、襲われている白狼女の美女を助けたりその美女に僕にして欲しいと懇願されたり……更には武器を作ってくれた武具屋の美女主人にまで僕にして欲しいと言い寄られ……。


 


 殆ど何も分かっていないこの私がこの世界で、あろうことか僕が2人も!……奇跡です!奇跡ですよっ!だって全くモテた事なんて無かったんですよ!皆無だったんです!断言出来ます!


 なのに、人じゃなくてヴァンパイアになってからですかこの状況!いいよもぅシクシク…………。


 


 ごめんなさい話が外れました。私達は今、時間としては夜ですが西の街”ラザルド”に滞在しており、たまたま?偶然?武具屋の美人マスターさんにご厄介に♪と言いつつも、彼女も私と僕の契約を交わした訳です……。


 


 なぜ彼女の家にと言うと、ハラル国の領主がアンデッドになった“リッチのガルド”を獣人の“白狼女・アリシア”(僕にしちゃってますけど。)を攫う為に差し向けて来たもんですからそりゃもう大変で!


 あ……さらったのはもしかして私の方って言います!?いえ、助けたんです…ヴァンパイアですから……あり??


 その時、私達がピンチの時に救いの手……じゃなかった銃をくれたのは彼女でした。”サリーナ”という名前で、武具屋のマスターをされてます。秘密ですが、魔族だそうです……聞いてビックリでしたが。内緒ですよ!後で彼女にも懇願されて私の僕にと言うことに……。


 私には未だに僕が2人も出来るなど全くもって想定外!!でも、これからの事を考えれば仲間がいれば助けになってくれる事だけは確か……心強い限りです♪


 


 それでアリシアを保護しつつ、サリーナの部屋で僕の契約を交わし、領主の事やこの街の事。他にも人間の貴族やヴァンパイアの貴族などが居ると聞きました。後は、ドラゴン!?の国や魔族の国、モンスターが蠢く樹海等々結構な大陸のようでその中でヴァンパイアロード(君主)が1国を治めていたと!? 私がその生まれ変わりだと!?チンプンカンプンな事ばっかりです?


 私……そんなに強くありませんけど……。


 期待されるのはプレッシャーな気もしますが、私にとっては2人も含めて静かな場所を見付けてスローライフしたいだけなんですがねぇ、駄目ですか?


 


 しかし、私がそう思っていても周りはそうは思っていない様で。


 


 でね、早速なんですよ!その男爵様が、街にやって来たんです…………。


 


 満天の月明かりが街全体を映し出す中で、街の上空を飛ぶ黒い大きな影が1つ……。


 でも、これだけ侵入を許すとは外の門番達はどうしたのか……。


 大きめの蝙蝠になった、ラーウッド男爵が私達を捜しにやって来たのでした。


 男爵は街の中心の上空でホバリング状態で止まり、大蝙蝠から蝙蝠の羽根を生やした人型の姿に……つまりはヴァンパイアですが。


 


「相変わらず大きな街だね。彼等を捜すのは流石に骨が折れそうだね、これはやはり炙り出すとするかな。」


 


 背筋を伸ばしたまま右手を前に出し、何か喋ってます?何だろう?魔法か?


 すると、手のひらから下側に直径1m程の魔方陣が!更にはあちこちに同じ魔方陣が無数に現れます!


 


「燃やせ……“血の焼夷弾(ブラッディナパーム)”」


 


 その魔方陣から直滑降で、焔の塊が爆弾の様に投下されていきます!大きな爆発音と共に落下した所を爆発させて建物や道を破壊して焔を撒き散らしていきます!人々が大騒ぎに!


 


「な、何だ!この振動!?」


 


 この部屋を揺らす程の振動……さすがに外で何かが起きている事は分かりました。


 


「少しお待ちを……。」


 


 警戒しながらも、サリーナが様子を見に部屋の外へ。私もアリシアの傍に行き、いざというときの脱出の準備を……そう思ってアリシアの傍に居た時、サリーナが慌てて扉を開けて入って来ました。


 


「リュード様!街の中心の上空に人らしき者が魔法で無差別に攻撃を始めたとの事、でもあれは魔族かもしくはヴァンパイアかと思われます。」


 


「なっ!?」


 


 マジで!!まさか私達を狙って来たとか?いやいや、リッチを倒してからさほど日にちも時間も経ってないと思いますが?情報がめちゃくちゃ早すぎでしょ!しかも私達が居ると思われる宿屋を狙うのではなく、逆に私達を炙り出す事にしたか……?にしてはヴァンパイアはプライドが高いと言うイメージは訂正しないといけないですかね?


 そんな大雑把に面倒臭そうに行動するんですかね?


単なる私の思い込みか?


 


 当然この街の人々からすると、夜襲に何故合うのか?と疑問と不安だらけになるでしょうが、私達にするとあからさまに私達から姿を現す様に仕向けているのがバレバレな気が…わざとだよな間違いなく……。


 参ったな、私が行こうにもアリシアの事があるし……。


 


「リュード様、私にお任せ下さい。」


 


「サ、サリーナ?」


 


 私の考えている事を察してくれたんでしょう、彼女に問い掛けるか否か、彼女が手をかざして魔方陣を作ります!すると、ベッドの床下がぽっかりと四角に空洞が出来、彼女とベッドとサリーナごとゆっくりと地下へと降りていくではありませんか!?


 


「私は地下に彼女を避難します!大変申し上げにくいのですが、街を襲っている者をお願いしても宜しいですか?」


 


 「分かった、アリシアを頼む!」


 


「心得ました、リュード様もお気をつけて……あっそうです、これをっ!」


 


 彼女が私に放って来たのは小さな小瓶が2本……赤色!?ヒールポーションと色が違う様な……?


 


「私の血で御座います、リュード様がもしもピンチの折りには、お使い下さいませ♪」


 


 ……なあぁっ!サ、サ、サリーナの血ですと~~~っ!目が点から落っこちる程に大きくなりましたよ!


 


「ちょっ!?サリーナ、君は大丈夫なのか?」


 


「私は大丈夫です、少しでもリュード様のお役にたてるのが僕の悦び……♪」


 


 い、いや、いいんですかそれで?あの……こっちの方が何かドキドキしてます……。でも、頼もしい限りです♪


 


「あ、ありがとう、大事に使わせて貰うよ♪まぁ、使わずに越したことはないけどね♪」


 


「そうですね、ですがあれほどの魔法を使いこなすとなると油断は出来ないと思います、ですからどうか必ずお戻り下さいませ……。」


 


 サリーナも不安な面持ちで見つめて来ます。


 


「分かってる、折角私を思ってくれる2人が居ると言うのにここで倒されたら悔いが残るじゃないか。


 何が何でも戻ってくる!必ず……。」


 


 彼女も申し訳なさげに微笑み返していました……一緒に戦えないのがもどかしいのでしょう。


 実は彼女にはトラウマがあって戦闘に加わろうとすれば、いくら遠距離で魔法を使おうと恐怖心に全身が震えて怯えてしまいまともに動く事が出来ず、そのせいで何度も逆に敵に命を取られそうになったんだとか……まあ、店の従業員を怒鳴ってたのは聞かなかった事にして、たまたまあの時私に銃を投げてくれた時も全身が震えるのを必至に堪えて居たんだとか。それでも私に武器を投げ寄越してくれた……感謝感激です♪


 そこまで慕ってくれる女性が2人も居るんですよ、戻らない訳にはいかないじゃないですか!


 


「行ってくるよ!」


 


「お待ちしております、我が主(あるじ)様……。」


 


 彼女は頭を下げたまま、地面の中へとベッドごと消えて行きました。私も任せた!と心で祈り、上を見上げます。


 


「さて、行くか。お前も私に力を貸してくれ。」


 


 改めて魔銃に目をやると


2回ほど光って返事をしてくれた感がありました。


 私はあらかじめ銃に血の弾を装填します、いざというときに速射出来るようにと準備をしてと……。


 


「そう言えば君に名前を付けて無かったな、名前を付ける方が呼びやすいし話しやすいよな?さて、何て名前が良いかな……?」


 


 と悠長な事も言ってられないんですが、しかしな……やっぱり呼ぶときには名前があった方が……う~ん何て名前が良いか……。


 そんな余裕も無い筈なのに、名前を考えてました。


 


「“吸血の魔銃”キュラマグナムこと“キュラ”でどうだい?」


 


 もう~~自分でも安直なのは百も承知です、でも長い名前より呼びやすい名前を付けたかったのでこれにしました。しかし、銃の方が受け入れてくれるかどうか……?


 銃を見ると全体が光ってしばらくしてから消えました。そして銃身の横側つまり古代文字の下にその名前が刻まれてました……良かった気に入ってもらえた♪


 よし、これで戦える、そいつを止めなければ……これ以上被害を出したく無いしね。


 


「よし、キュラ!行こう!」


 


 銃のキュラも光って同調してくれました、味方が増えた様な不思議な感覚に包まれた気がしたのは私だけ?


 そして、サリーナの店を出て周りを見渡します!


 あちこちに火の手が上がり、街の人々が逃げ惑いパニックと化してます!


 


「む!?あれか?」


 


 250m程先で塔!?らしき建物が周りの建物より3倍程の高い建物の傍で空中に仁王立ちしている者が……。


 間違いなく奴だ!と私も向かいました!急がねば犠牲者が………。


 


「…フッ、良い光景だね。恐怖や悲鳴はそそられる……ほう、あんな所に可愛い生娘が居るね。奴との戦いの前に食事をして置かないとね、フフフ……。」


 


 男爵は路地に逃げて行く父娘を見付け追い掛けていました。飛んでいるので先回りするのも速い!父娘の逃げる先に降り立ちました。父娘が驚いて立ち止まります!


 


「きっ、きゃあぁっ!」


 


「なっ!何だ、お前はっ!」


 


 父親が娘を庇う様に前に立ちます。


 


「貴方には用はないなぁ、私はその娘に用があってね♪」


 


「一体何の用だ!お前はヴァンパイアだな!」


 


「よくお分かりで♪なら、用件は分かると思うけどね♪」


 


「なっ!?アリューシャ、逃げろ!早く!」


 


 男爵を横目で警戒しつつ、父親が娘に逃げる様に促します!


 


「で、でもお父さん!……っ!?!?」


 


「悪いね、父娘の会話に割り込んで。」


 


 ……瞬間でした……男爵が一瞬で近付き手刀で父親の胸を貫いていました…その指先から血が滴り落ちます……。


 


「いっ……い゛や゛あ゛ぁっ!!!」


 


 目の前で、父親が刺されるのを目の当たりにして娘が絶叫を上げます!


 


「は…やく……にげ……ろ……ぐふうっ。」


 


 男爵が貫いた腕を引き抜きました、父親がその場に崩れ落ちます……。


 


「あっ…あっ…あっ…。」


 


 アリューシャと呼ばれていた娘も恐怖心で体が強張り、動く事が出来ずにいました。


 


「さて、邪魔者は居なくなった。君は私の糧となって貰うよ、可愛い娘だね。そのひきつった顔も美しい♪」


 


 男爵は彼女の髪を優しく避けて首筋を露にします。彼女ももはや固まってしまい、震えて抵抗すら出来なく畏縮していました。


 


「………頂こう…♪」


 


 男爵は彼女の顔を見つめながら首筋に牙を突き立てていました。


 


「ああああああああぁっ!……………」


 


 彼女は涙を流しながら絶望と共に血を吸われ、見るも無惨なミイラの様な姿に成り果てて崩れ落ちていました…。


 


「フゥ……美味しいねぇ、力が湧いてくるよ♪でも、まだだね。足りないな、他にも探してみようか……フフフ……。」


 


 男爵は再度空中までホバリングし、周りを見渡して物色し始めました。その為次々と女性が犠牲になっていきます!


 


「そこまでだ!ヴァンパイア!貴様は我等が倒す!!」


 


 声のする方を見ると、何と!騎士団が駆けつけて来ました。う~ん想定外だな、どうしようかな?協力するったって敵に思われてしまいそうだしね、私も一応ヴァンパイアだし……挟み撃ちに合うのも嫌な気がするし……。様子を見るか?……でも勝てるのかな、勝算あっての事なんだろうか?


 


「フフフ……随分と威勢が良いいね。けれど私を倒すって?単に犠牲が増えるだけだと思うけどね……フフ、周りの連中は兎も角、君もまた美しいねぇ♪」


 


 うむ、騎士団が15人居るのか……で、1人だけ女性騎士が居るけど、男爵に声を上げていたのも彼女だな。団長なんだろうな、確かに周りの騎士達からすると強いと思える……それが分かる私って…変!?


 


「ほざくなっ!撃てっ!撃ち落とすんだ!」


 


「「「「「はっ!!」」」」」


 


 5人組の騎士が長身の銃を構えて男爵に向けて射出していきます!


 しかし、そこは男爵の方が動きが速い!弾を避けつつ団員達を次々と鎧ごと、剣ごと、銃ごと、爪で引き裂いていきます!どんだけ硬いんでしょあの爪?武具ごとなんて……。


 


「なっ!…みんなっ!」


 


 彼女以外の騎士達は一撃で地面に崩れ落ちていました。


 


「だ…団長………。」


 


「くそっ!みんな待っててくれ!こいつを倒したら直ぐに助ける!」


 


 そう言って彼女は剣を構えます。


 


「身構えるのは構わないが、それだと私の意のままになるよ。それでも良ければ♪」


 


「なっ!?何だと!?」


 


 周りの部下達を見渡すと、傷を負って倒れているはずの騎士たちがゆっくりと起き上がってきます!


 


「み、みんな無事なのかっ!?」


 


 部下に近付こうとしますが、躊躇してしまいました。


 


「お………お前たち………。」


 


 その顔や姿は元の人の姿ではありませんでした……皮膚は黒くなり、目の奥で怪しく光っている……もはや人ではありませんでした……。


 元部下たちが立ち上がると、女性騎士に向かって襲い掛かったんです!彼女は何とか振り払いながら男爵との距離を取ろうとします!しかし、元部下たちは14人………とてもかわし切れるものではありません!


 


「や…やめろっ!!」


 


 元部下たちに手・足・頭・胴体…所謂、身体全体を抑えられて身動きが取れなくなっていました。更に彼女の防具を脱がし、抱え上げていました。それも男爵に生贄のように……。


 彼女は艶のある黄緑色のロングヘアで騎士団長とは思えないほどにナイスバディで美人です!


 


「やはり思った通りだね……美しさが滲み出ている♪」


 


 男爵が笑みを浮かべながらホバリングで彼女に近付いていきます。飛んだままで襲う気か?


 彼女ももがきますが、元部下たちの力は凄い……抵抗も虚しく男爵が彼女の目の前に。


 


「くっ!」


 


 悔しがる表情に満足の顔を浮かべながら男爵が彼女の首筋を嘗め回すように見回します。


 


「フッ……実に良い。力が得られそうな匂いがプンプンするね♪実に美味しそうだ……頂こう………。」


 


 彼女も悔しいながらも目を瞑ります!男爵が牙を突き立てようとしたその時です!!


 


 彼女が急に地面に落下したんです!元部下たちの手が外れて2m位下へと落ちたものですから、尻餅をつくものと覚悟してました。


 が、地面に激突しません?痛みもない……しかも抱えられているような………彼女はゆっくりと目を開けると目の前に男性の姿が!?


 


「間に合った、こんな美人を易々血を吸わせてなるものか。」


 


「だ、誰!?」


 


「はは……白馬の王子様と行きたいところだけど、私の場合は真逆でね。貴女を助けるだけで精一杯さ………。」


 


 そうです、私が何とか間に合って元部下たちの胴体を爪を伸ばして剣の状態にし、一度に横に薙ぎ払っていました!元部下たちがバランスを崩して彼女から手が離れたとき、下に潜りしゃがんだ状態で彼女を受け止めてたんです。そして直ぐにそこから離脱………男爵から距離を置きます。


 


「団員達には悪いことをしたね、間に合わなかった。」


 


「き、貴殿は一体………。」


 


「味方……と言えばいいかな?少なくとも奴を倒しに来た。」


 


 そう言って、男爵の方を向き直ります。男爵がその場であっけにとられつつもこちらを向いて笑みを浮かべました。


 


「フフフ………やっと現れたね、下等なヴァンパイア君。」


 


「えっ、ヴァンパイア!?」


 


 彼女も驚いて私の顔を覗き込み、牙が見えるのに驚き後ろに後ずさります。当然そうなりますよね、私は寂しく微笑み返すことしか出来ませんでした………。


 


「確かに位なんて何もない、でも貴方を止めるために来た。これ以上の犠牲を出さないために!」


 


「フフ…その騎士と同じ威勢が良いのは認めるよ。だけど私に勝てるかな?」


 


「やってみるさ、守りたいものがいっぱいあるんでね!!」


 


「なら、それごと葬ってあげよう!」


 


 私は爪をまっすぐに伸ばして剣を作り、男爵に向かっていきます!男爵も爪を5㎝位に鈎爪にして私に向かって来ます!


 男爵が右腕の爪で私の胸をめがけて突き出してきます!私は爪の剣でそれを受け止めました!しかしすぐさま左腕の鈎爪を私の顔を目掛けて突き出してきたんです!私は咄嗟に左手で、愛銃になってくれた”キュア”を掴んで男爵の左の爪を2本打ち抜いてました!!


 驚いた男爵が一度私との間合いを取って自身の折られた爪を見つめます。私もすぐに”キュア”を右手に持ち直し、いつでも打ち込めるよう血の弾を装填し直します。


 


「………驚いたな、私の爪を折ることが出来る銃があるなんてね。」


 


「私も驚いてるし嬉しくもある……良い銃が持てたってね♪」


 


「フンッ、当らなければ意味が無いけどね。」


 


「まあね……狙うのが下手なんだよなぁ、まあ頑張るしかないけどね。少なくても当てに行くよ!」


 


「下等らしい物言いだね。君を切り刻んでからゆっくりと彼女を頂くとするよ。」


 


「出来れば……だけどね。」


 


 お互いに飛び出して一気に間合いを詰めていきます!男爵との一騎打ちが始まったんです!!


 ………………………………………………………。


 


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 読了ありがとうございます♪ 果たしてリュウドは男爵に勝てるのか!?次回をお楽しみに♪    紅龍騎神でした……♪♪

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