幕間4
作者のひとりごと
さて、ここまでお付き合いいただきましてありがとうございます。
グランダの「魔道院」との対抗戦はこれにて終了。
ルールス分校を廃校に追いやるための策謀もいったんは頓挫、というところです。
大きな流れとしては
現学長派
=聖光教会の意向をうけて、ランゴバルドと冒険者ギルド連盟へのギウリーク聖帝国の影響を強めたい。
ルールス前学長派
=ランゴバルドと冒険者連盟はこれまで通り、独立独歩でやっていきたい。
という政治的なからみの中での物語なので、これで終わりにはならないでしょうが。
魔道院の新たなる学院長が“賢者”ウィルニアなのは、そのうちじわじわと信憑性をもって西域にも知れ渡っていくと思われます。
さて、フィオリナが冒険者学校に交換留学生として来たことで、やっとルトたち「踊る道化師」もフルメンバーがそろいました。
「魔王」リウ
「神竜」アモン
「真祖」ロウ
「神獣」ギムリウス
「魔王の再来」ルト
「ひとりスタンピード」フィオリナ
・・・・
最後のふたりは単に学生時代のあだ名だったりします。
次のお話は、この「踊る道化師」6人目の座を巡る争い。
「踊る道化師」の正体に気づき、そのメンバーに加わりたがっているやつらはすでに何人か、名乗りをあげています。
「怪盗ロゼア一族副頭領」エミリア
「隠者」ヨウィス
「銀雷の魔女」ドロシー
明言はしておりませんが、「いい加減に自分の流派の名前くらい決めろ」ジウル・ボルテックや「斧神の化身」アウデリア、現在聖光教が認めた唯一の「勇者」クロノあたりも虎視眈々とチャンスを狙っていそうです。
そして、今回、さらっと流しましたが、邪神ヴァルゴールに召喚された「勇者」夏ノ目秋流も「踊る道化師」への参加を表明しています。
この世界では、別にパーティ人数は「5~6人が目安」なので、何人に増えてもいいっちゃいいんですけど。
(たぶん、ミュラねえさんあたりも「ルトをはずしてわたしがろっくにんめっ」と思ってるでしょう。)
あと、フィオリナはもともと「剣士」で剣がいちばんの得手だったのですが、とある事情でいま、愛用の剣を失っています。
そろそろ、今後のこともあるので、剣を探してやらないとなあ。
なんだがひと月前にくらべるとPVがかなりの勢いで増えているので、うれしいやらこわいやら。
何話か「幕間」を挟んで新章スタートさせていただきます。
ご期待ください。
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