決戦が始まる前は、カノアの水泳EXと海の神の同じ力同士でどちらが水のコントロール権を握るかのせめぎあいになるかと思っていたんですよね。それまでカノアが水泳EXを使った時は即座に接触している全ての水が味方してくれてたけど、カノアと海の神の両方が水に働きかけたら出力の高いほうが勝つみたいな。
でも海の神が水そのものなら、カノアの能力で海の神と直接意思疎通が可能で、それが叶えばもう戦う必要はないってことだったんですね。海の神がクソデカイのでカノアの力だけでは無理だったのをリズの機械がサポートしたと。
作品の性質上、海の神を滅ぼすような終わりかたはしないとは思っていましたが、完全に味方にした上でそれで水没した世界を元に戻せるってとこまでいくとは想像以上でした。物語の収拾力がお見事です! 読んでる内に「水没しててもみんな元気だしこのままでいっか」みたいな気分になってましたが元通りになるならそっちのほうがいいに決まってますものねw
あとはこの物語がどう締めくくられるか。
次回も楽しみにしています!!
作者からの返信
きえええええええええええ!!!天城さんこんにちは!!!!今回もご覧下さり、こうしてコメントを頂きまして本当にありがとうございます!!大感謝です!!!
そしてここはマジで天城さんの仰るとおりで、俺も本作の書き出した最初の頃はそうやって終わりにするようなことをぼんやり考えてました。(本作は冒頭とラストの流れに関してはプロット切ってたので)
でもこうして段階を踏んでカノアの成長を書いてきて、ちゃんとカノアは俺の想定を上回る形で立派になってくれました。なのでここのところはもっと融和路線にして、一切カノア自身は海の神と戦闘をしない、争うこともないという形に変更しました。
海の神がカノアと様々な面で同質だったり、っていう初期案はそのまま生かすことが出来たので、自分でもかなり納得して、とても満足できる形で決着できたかなと思ってます!!!
海の神にしても、古典SFでよくある生命起源は宇宙を漂う水の惑星なんだ!みたいなものをそのまま引っ張ってきてるので、そもそも自分で命を蒔く星を選んだりできない、力の対象を選ぶことも出来ないっていうのを自分なりに解釈した存在で、水の意思と同調して意思疎通できるカノアがいたからこそこういう結末に出来たかなと思ってます。最後はみんな友達!今までもそういう流れで他の作品も書いてきたつもりですが、本作はそこに至るまでの流れそのものは一番スムーズにもっていけたんじゃないかなと思ってます!!
そして改めまして、本作をここまでご覧下さり、見守って下さり本当にありがとうございました!!俺がこの世界を書くことを終えても、カノア達の時はこれからも続いていく。本作もそう思えるような形で着地させようと思います。
最後まで頑張ります!!
今回は、もぉ超シンプルにコメントしますね(笑)
これで良いのだ♪
(*´▽`*)b
作者からの返信
うおおおおおおおお!!書店さんこんばんはあああああ!!今日もこうしてご覧下さり本当にありがとうございます!!大感謝です!!!!!
そして無事完結することが出来ました!!本編に関してはここで終わりです!!次はエピローグ!!本作のコンセプトを最後まで曲げず、しっかり書き切れたと思います!!!