想いを託されたからと言って、必ずそれを継承しなきゃいけない訳ではない。
当然、相手が誰であろうと、断る権利は、その託された人物にあるのだから。
ですが、自身で継承する覚悟を持って受け入れたのであれば。
今度は、そこに託された者としての責任が生じて来る。
その覚悟の上で、カノア君は継承を認めた訳ですから、此処からが本当の意味での正念場!!
みんなで乗り越えるのだぁ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
作者からの返信
きえええええええ!!書店さんこんばんは!!!!今日もこうしてご覧下さり本当にありがとうございました!!大感謝です!!!!!
そして仰るとおり、今回のこのスキルに関しては全く神様側も作為的なものをする余裕などなく、それこそ水泳EXを手に入れても、使わないという選択をすることもカノアにも、もし他の人に継承されたとしてもあったわけです。
しかしそれを使うとカノアはここにくるまで決断してきました。自分のためにも、みんなのためにも!!
ならば最後までやるしかない!!ここまできたらやるしかない!!そいういう流れで最後まで突っ走ります!!やります!!!!!
ああ、要所要所で聞こえてきたいかにも女神っぽい声はハルさんじゃなくてもうひとつの世界のほうの女神だったんですね!
ハルさん本人はむしろ女神と判明してからポンコツみが増しましたね; 自分が作ったんじゃないから分からない! なんてこった!
黒幕とまでは言いませんが、それなりに裏で糸を引いてる感のあった女神が思った以上に事態を掌握できていませんでしたね。中でも「水泳EXがカノアに宿ったのは完全に偶然」だったのには驚きました。
漠然とですが女神がカノアの潜在的な人間性を評価したからだと思っていたので。カノアの自己肯定感の低さは作品の重要なテーマでしたから、なにより凄い水泳EXを授かったことがカノアが自分で認められない人格を神様は認めている証拠のような気がしていました。
でも違った。
分かってみるとこれが一番いい気がします。人柄で選ばれたなら他の人は選ばれなかったことになり、それは他の人を下げることになりますものね。カノアはもちろん英雄の器と思いますが、世界中の他の皆が彼に劣るのかとなると違うと思いますし。
カノアだから悪用せず今の形に落ちつけたのは確かだけど、もっといい感じに使える人だっていたかも知れない。水泳EXを正しく使える当たりくじのひとりがカノアってだけで、向こうの女神はそれを引き当てただけ。
そのほうがカノアの人柄の評価として自然な気がします。素晴らしいの確かだけど特別なわけではないというか。カノアの素晴らしさを証明するのは彼と関わった人々と、その評価を受けて自分を認められるようになったカノア自身だけで充分で、特別な力による箔付けなどむしろ不純物なのだと、そう思いました。
作者からの返信
ぐわああああああ!!天城さんこんにちは!!!!今回もご覧下さりマジでありがとうございます!!今回のコメントも実に胸に染みる励みになるお言葉でありがたかったです!!感謝です!!!!
そしてそう!!実はあの謎の声やらハルさんと被る似た雰囲気の人はもう一つの世界の女神様!!ハルさんも色々頑張ってはいたんですが、ハルさんはマジであの瞬間転移能力とスキル覚醒くらいしか目立った力はありませんw
でもこれは向こうの女神様も似たような物で、その中でも必死に残したのが水泳EXで、それをハルさんの世界に託すところで力尽きてしまったという感じです。
ハルさんはそれから1000年の間ずっと水泳EXの所持者を探し続けていて、ようやく見つけたのがあの冒頭第一話の瞬間だったわけです。
そして今まで散々リズやリリーやラキに言われまくってましたが、本作はたまたま偶然という部分に焦点を当てつつ、その偶然をどう活かすか、どう受け取るかっていうことの大切さみたいなのを書きたいなと思って書いてました。
最初の水泳EXで全人類救ったのもそう、役に立てなくてもラキについていったのもそうで、その後もずっとそういう偶々訪れた状況や瞬間をカノア自身に選択させてきました。
俺達の人生もこういうのの連続だと思ってて、現実ならもっと残酷な結末や必ずしも良い結果にばかりなるわけではないけれど、それでも自分でその偶然への対処を決断することは大事だと考えてます。
水泳EXを受け取ったのがカノアだった。
これはまさに天城さんが仰るとおり、最悪ではないけど最良でもなかった。
それこそ殿堂入り勇者のアールリッツお兄様とかがゲットしてればもっと的確に迷いなく人々のために使ったでしょう。下手したら一人で本作の問題を全て解決できたかもしれません。
でも本作はカノアっていう当初はちょっとぱっとしない、流されやすいふわふわした青年がその力を手に入れて、でもその力をきっかけに色んな人と出会って触れ合って、段々その力を上手く使えるように、みんなのために使うようになっていく。そういう流れでやりたいなと思ってました。
そこに関しては、今の時点ではちゃんと書けてると思ってます。なにより天城さんにこうして伝わっているのが分かりましたし!!なのでとっても嬉しいです!!
後は最後までこの書きたいことをぶれさせないよう書き切ります!!最後まで頑張ります!!!
託された想いと力、それは確かにしかるべき人物に届いていた。
理由なんていらなかった、カノアだから得た。
お前なら行ける。
作者からの返信
きええええええ!!ムネミツさんこんにちはあああ!!今回もお昼更新読んで下さりありがとうございました!!感謝です!!!
ここはあえて理由など無し!全て偶然だったということで攻めました!!俺はたとえば血縁や前世から受け継がれた因縁みたいなのもだいだいだい好物なんですが、今回のカノアに関してはそれはなし!!何も持ってない、カノアが言う通り本当にただ素直さと人の良さだけを持ってた青年が、誰かのために特別になっていく。そういう話でいきます!!頑張りますよおおおお!!!
なるほど、様々な謎が判明した感じがありますね。
カノアだからこそ水泳EXを扱えたと言うべきか。
作者からの返信
あばばーーーーー!!ミレニあんさんこんばんは!!!またまたこうして最後の章もご覧下さり本当にありがとうございます!!
本作はそこまで寄り道せずにまっすぐ展開を進めてきたので、ここで一気に伏線判明させて回収させていきます!!当然カノアがそうだった理由ってのもあるとは思うんですが、でもカノアで良かったは結果論で、たとえばアールリッツとかが目覚めてたらきっともっと上手く使えたと思うんですよね。なのでカノアで良かったけど、最善かどうかはわからない。でもそれが偶然ってもん!って感じで書きました!!