第28話 始まりの言葉……言っちゃったから見ちゃって聞いちゃった!?
「く、うわぁあ!」
「!?」
「はぁはぁ……」
「ネ、ネバーさん?」
自分の身体が汗だくになっている……いや、それよりも
「女神様……あなたは……」
敵、なのか?
女神様は言った。
【君は私の為に動けば良いんだよ』と……
どう言う事……もしも僕の行動が全て女神様の通りなら……
「何が目的なんだ……」
「???」
「すまない、こっちの話だ、悪夢を見てしまった」
「あー!分かります、僕も魔物に食べられたりする夢見る事結構あるんですよー」
「マスターの場合は正夢にならない様に気をつけるんだぞ」
「あ、はは……」
「そう言えばライトは?」
「朝イチで1人で起きて帰ったみたいです」
「そうか」
これまでの経緯はライトには話した。
驚くというよりかなり考えてた感じだ、何か人間について知ってるのなら今度教えてもらおう。
「それより今日はどうします?」
「そうだな、ライトも加入した事だ、新しくプラチナ試験を受けれる様、魔王様に__」
……そう言えば、女神様が魔王様に伝える様に言ってたな……確か
「“空をよく見ろ”……か」
女神様のために動く……魔王様に伝えるとその通りに……
………………あ
「マ、マスター……私は今、なんと言った?」
「へ?ライト君がパーティーに入ったからうんたらかんたらって……」
「その後だ」
「あぁ!何か思い詰めた表情で“空をよく見ろ”ってのを__」
「しまった!!」
「?、あ、ネバーさん!」
魔王様の眼は__
「魔王様がすぐに来るようにって言ってます!」
全てを視てる!!!!
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