第二章

第17話 冒険者階級!……ラストは魔王!?


 「フッ……」


 みなさんいかがお過ごしだろうか。


 「行けー!ネバーさん!」


 僕は女神様から最強の力を使い。


 「そいや!」


 最強の腕力で網を投げて川の魚とってます。


 ________



 ______



 __


 

 「すごいですね!これで依頼は達成です!」


 「あぁ」


 川の魚の魔物『イシイオサーモン』

 三つのヒレが刃物の様になっていて特別性の網を使って漁をする。


 「危ないからマスターは下がっていろ」


 「うん」


 キッチンに置いてある様なゴム手袋をして一つ一つ支給された水槽に入れていく。


 「しかし、マスター……これだけしても階級はまだ上がらないのか?」


 魔族の中の冒険者にも階級がある。


 下から


 シルバー

 ブロンズ

 ゴールド

 プラチナ

 ダイヤモンド


 さらにダイヤモンドからは魔王への昇格もできる様になる。


 まぁ……それはそれで何も無い所からの安全確保や自分の町への商売のスカウトやそのルートの確保やら冒険者以上に仕事が山積みになるのだが……やっぱり魔王ってすごいな。


 ちなみにマスターは1番下のシルバーである。


 「そりゃそうですよ、普通一つ階級上がるのに一年はかかりますしね、それが上になればなるほど時間も伸びますし……」


 「私達の力ならば一気に飛び級してもいいと思うが?」


 「それを判断するのはギルドです……でも注目はされてますよ僕達」


 「お、そうなのか?」


 「はい!採取依頼を頼めば3日以内には納品が来るって事で有名です」


 「なるほど……」


 つまり、採取専門で有名に……そっち方面かぁ

 まぁでもテイマーに来る依頼はそっちがメインだし仕方ないと言えば仕方ないが……


 「自分から採取以外を受ける事は出来ないのか?」


 「…………出来るには出来るんですけど……」


 「?」


 「その……やっぱり1人って言うよりパーティーを希望する人が多くて……」


 「それは、そうだろうな……」


 依頼をする方も利益を考えて依頼している……もしも失敗なんてされたら一瞬で計画がパーだ。


 それならば少し高くても勝率の安定している方を取るか


 「さて、終わったぞマスター」


 「うん、納品依頼数よりかなり多く取れましたね、これなら少し貰って今晩のご飯にもできそうです」


 「楽しみにしている」


 「じゃぁネバーさんは先に帰っ__」


 そこまで行ってマスターは黙った。


 「?、どうした」


 途端に顔を青くしてこっちを見つめ






 「魔王様から……連絡が来た」





 





 

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