応援コメント

37 俳句(春)」への応援コメント

  • 久里 琳さま

    こんにちは。

    「くずる」という音のひびき、面白いですね。適度な張りのあるものが衝突でぐしゅっと崩れる感じがして、この場合だと、トマトかほおずきが地面の上で半分つぶれるようなそんなイメージを思い浮かべました。

    ご解説の「おぼろな」と「おぼれる」の押韻も面白いです。

    地に沈む太陽はまだ見たことがありません。落ちていく橙色の玉がひたすら平らな地平線に触れたかと思うと、その形を崩し、低い空に朱の帯を巡らせる、そんな壮大な光景を一度見てみたいものです。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    日本語は言葉を柔軟に崩すことができて、いろんな音の表現ができるのがいいですね。そこから太陽の崩れる質感まで読みとられるとは、これが言葉を媒介にするおもしろさだなあと思いました。
    おぼろな・おぼれる、のちょっとしたいたずらまで拾っていただいて、うれしいです(^^)
    地に沈む太陽を、初めて見たときはふるえました。ぜひいつか、見ていただきたいと思います。