久里 琳さま
こんにちは。
自分の弱さを吐き出すのに「でも文字数も形式も自由な詩で、滔々と弱音を吐き出すのはしつこいような気がして」という感覚、すこし異なるのかもしれませんが、もしかしたら同じことを別の側面から見ているのかな、下記のことを考えました。
言葉って、重ねれば重ねるほど、ひとつひとつの重みは減っていくものだと感じます。減り方は直線的ではないし、もしかすると、最初はむしろ増えるのかもしれませんが。
幾重にも重ねることで、総体としてリズムや韻という新たな魅力が生まれるにせよ、そのひとつひとつの言葉にはえぐるような鋭い効果が薄れているように感じるのです。コートの上からいっしょけんめい背中をかいてる気分?
短歌の限られた字数のなかだからこそ心情を素直に吐露してもくどすぎず、そのひとつひとつの言葉がダイレクトに伝わってくるのかなと思います。もちろん、言葉の選び方を誤れば、思ってもみない方向に読み手を導いてしまう危うさもありますけれど。
脱線気味のコメントで失礼しました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
削って削ってシャープにすることで、言葉は鋭い力を持つのかなと思いました。仰る通り、研ぎ方を間違うとぜんぜん違う方向へ導いたり、まったくのなまくらになってしまうのかもしれませんが。
短歌や俳句の達人というのは、そのセンスがあるんでしょうね。
詩を契機にいろんなことを考えていただいていて、作り手としてはうれしいです。新たな別の視点に出会えるのも楽しいですね。
編集済
思ったことがすぐ顔と口から出るらしい、だだ漏れの私には鋭利に光る仮面に憧れすら感じちゃいますっ
短歌と俳句との違い、そうなのですね!勉強になります!
短歌を学ぶことで、いままで無頓着だった自らの喜怒哀楽としっかり向き合うことが出来るかもしれません!…非常に苦手分野なのですが。
夕日みて 湧きし心地の 訳を問う
置き去りにせし 我に逢うゆえ
やっぱし、難しいですっ
作者からの返信
応援ありがとうございます!
あくまで個人的な意見ですが、、短歌の方が感情が出せるような気がします。あんまりくどくなく、それでいて素直に。
でも思ったことをそのまますっと顔に出せる呪文堂さんには、短歌の助けはいらないかもしれませんね。これはひとつの才能だなと思いました!