久里 琳さま
こんにちは。
しばらくのあいだ、おばあさまのお兄さまになられていたのですね。おばあさまにとっては、お母さまやお父さまより、お兄さまの思い出が深く刻まれていたのですね。
時を経て再び懐かしい人に会えて心から喜んでいるのに、どうしてそれを見守るこちらは喜びの気持ちだけを感じていられないんだろうな、と寂しくなることがありました。親親戚ではなく、数年前に亡くなった恩師ですが。
素直に、今あるその人を慈しんで接することができるようになりたいものです。
考えさせられる一首でした。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
年老いて恍惚郷に入るのは、周囲は哀れに感じても、当人にとっては幸せなのかもしれませんね。ずいぶん昔に亡くなったお兄さんと再会して、幼時の楽しい日々を再び生きているのだと思えば、むしろ祝福するぐらいが良いのかもしれません。
苦痛らしい苦痛もなく息をひきとったのも幸いでした。
とても深い詩をありがとうございます。
これは、考え込んでしまいますね。おばあさまを思えば、求めに応じ兄として接してあげたい。でも最後の時を、自分として共に過ごしたくもあり。
慈しみと哀しみと。愛とはなんだろうと考えたくなる詩でした。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
祖母自身がそれで幸福であったのならいろんなことを忘れていったことをも良いこと、と思う一方で、孫や曾孫にかこまれる現実の幸せを共に味わってほしいとも思いますね。
慈しみと哀しみの交わる最後の日々、、思いを馳せていただければ幸いです。