応援コメント

10 自由詩」への応援コメント

  • 久里 琳さま

    こんにちは。

    老船と秋の一日、恍惚の幻、戦い……漁港に係留されている船のすがたを思い浮かべると同時に、まだ人生の闘いは終わっとらんと、縁側で痛む膝をさすりながらつぶやく老人に思いをはせたりしました。星都ハナスさまもお書きになっていますが、やっぱり人と重ねてしまいます。

    高度経済成長をモーレツ社員として働きどおし、引退した後も、夢に見るのは在りし日のことばかり。息巻くおじいちゃんにおばあちゃんが、戦うばかりが人生じゃなかろうに、と笑って声をかけたりして……すみません、脱線していますね (^^;)

    いろんな心象風景によりそう詩だと感じました。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    老船を描いた姿に、まだ闘志ののこる老人を重ねていただいたんですね。
    その妄執を、哀れと感じるか滑稽と見るか、人によりさまざまな受け止め方がありそうです。また、いろんな感じ方をしていただくことで、詩は作者の軛をはなれて広がっていくんだなあと思いました。
    縁側の老夫婦、このさきも豊かな日々を過ごしてほしいですね。

  • 参りましたっ!すっごい!染み入りましたっ!!幾つもの素晴らしい詩を楽しませて頂きましたが、これはまた。。ぐっときました。たぶん、私が追い求めているテーマに触れるような景色を立ち上らせてくれたのだと思います。いやあ、参りましたっ ああ、でもこんなふうには書けないやあ。。参りましたっ

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    お褒めのお言葉、うれしいです。
    歴戦の老船も死を目前に、走馬灯がよぎるのかも、、と。あるいは、黄金の日々を夢みてやまないのかもしれません。
    呪文堂さんの追い求められているテーマと重なるところがあるならば、光栄です!

  • 素晴らしいなぁ。
    情景がありありと目の前に浮かびました。
    それにしても、登山にジョギング、凄くアグレッシブですね!!

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    情景が浮かんだとのお言葉、うれしいです。老船の運命に心を寄せていただければと思います。
    登山・ジョギングは、体を動かしながらいろんなものを目にできるのがいいですね。詩や物語の題材もたまには見つかりますし。。

  • 久里 琳様

     文体と雰囲気。とても良くわかります。
     文字の形や文の配分、配列などが醸し出す雰囲気、声に出した時の音。
     どれも表現なのでしょうね。
     老船の船生を感じさせる語りからは愛情深さを。まどろむ夢は弾む心を。
     波の穏やかな揺らぎ、太陽の光。
     久里様の詩から、それらが溢れて伝わってきました。
     素敵な詩です!

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    そうですよね。読むときは理性だけでなく、形や音といった五感も駆使して味わいたい。であれば、書くときも、感性に響くように書きたいって思いますよね。
    老船の想い、老船を見守る者の想い。それに周りの光景まで感じとっていただいて、うれしいです。

  • 久里 琳 様、おはようございます😊

    擬古文調で通す決め手が「雰囲気!」ってのが素敵です。
    疑古文って正直、私にはよくわからないのですが、この詩を読んでいると情景が浮かんでくるようです。
    物言わぬ老いたる漁船の人生までもが見えてくるようです。
    読めば読むほど味わい深い素敵な詩だと思いました。

    久里様、いつも素敵な詩をありがとうございます✨

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    物言わぬ老船の人生が見えてくるよう、とのお言葉、うれしいです。そんな情景を表したいと思って書きました。
    雰囲気って、ばかにしちゃいけない大事な要素だと思います(^^)
    「擬古文」は厳密にいうと細かい定義があるようですが、ここでは、時代がかった文章、ぐらいと思っていただければ。それが老船の情景につながったのなら、雰囲気作戦も成功したかな、と思います。

  • 久里さま。こんにちは。

    雰囲気で文調を決めて書かれた詩、素敵です。
    いぶし銀。味わいがあります。

    しかし荒れ狂う海も経験してきたであろう老船は
    人生を振り返る人にも通じて……。

    今朝知った俳優の訃報と重なりました。
    ダンディーで好きな俳優さん。古谷さんです。

    久里様、教科書に載っていてもおかしくない詩です。感動。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    老船の見る夢は人生を振り返る人にも通じる、、まさにそんな、いぶし銀の老人が激動の人生を振り返るような情景になればいいなと思っていました。今の世から取り残された老兵の、哀愁と郷愁と安息が入り混じったような。
    名優の訃音を聞くと、一時代が終わったような切なさがありますね。老船の哀愁は、そこにも幾らか通じるかもしれません。
    お褒めのお言葉、うれしいです。