PC：初心者～向け

GM：初心者～向け

使用ルールブック：R1、R2

シナリオ難易度：★★☆☆☆

情報収集難易度：★★★☆☆

戦闘難易度　　：★★☆☆☆

GM難易度　　：★★★☆☆

シナリオ自体の難易度は高くなく、プレイヤー間の会話によってシーンが進むため、GMの負担は見た目ほど大きくはない。ただしそれは同じ５人用シナリオに対してであり、そもそもダブルクロスというゲームにおいて５人プレイが難題なことを考えると必然的にシーンに参加していないプレイヤーが退屈しないところで話を切る技術などは必要になってくる。また、ロールプレイをすることが重要になるため、プレイヤーの参加する姿勢が大変重要になる。これがあるとセッションはスムーズに進むだろう。

情報収集は項目数が少ないためそこまで苦労しないだろうが、あらかじめ高めの難易度が設定されているのは、ワークスで取得できる項目と要求される項目でのミスマッチが起きているからである。あらかじめキャラ作成の段階で、どのような情報項目があるかをプレイヤーに伝えるとよいだろう。2.5点くらいに設定したい難易度である。

戦闘は6人の火力にボスが押し負けないようにすればよいので、取得しているエフェクトを遠慮なく切っていけばよい。

オフラインセッションで３時間からのボリュームである。

□シナリオに書いていない前提条件

・アルフレッド・J・コードウェル博士

基本ルールブックなどで述べられている通りアルフレッド・J・コードウェルがFHに鞍替えしたこととその経緯をシナリオ開始前に全員で確認しておくとよい。UGNからFHにコードウェル博士が原因で寝返るエージェントやチルドレンが多いことが分かっているとシナリオボスである柚木涼夏が、なぜ今回のような行動を取ったのか、その動機を理解しやすくなるだろう。

・プルートの悪夢

本シナリオのタイトルは銀河鉄道９９９からの着想である。筆者も聞きかじった程度だが、銀河鉄道９９９では冥王星は機械の体になった人たちの体が眠る星であるという。年齢も性別も違う人々が氷の星で並んで眠りについている景色に、ジャーム化した人間の保護を重ね合わせたのが今回のシナリオのイメージの１つである。

・Dロイス

Dロイスの取得を禁止する。

・Eロイス

GMのEロイスの取得を禁止する。

□PCの経験点

このシナリオは、経験点を使用していない初期作成PC５名が挑むことを想定して作られている(２倍振り相当の帰還を想定しているが、戦闘時のバランス調整で、１倍振りから、追加振りまで結末は異なる。帰還はできるであろう)。

・PCが６名の場合にはPC⑤の役割を分割したPC⑥を作成する以下のシナリオを使用すること。

【ダブルクロス(DX3)/シナリオ】プルートの悪夢(オリジナル版)

https://kakuyomu.jp/works/16817139555821913575

・PC４名以下の実施はお勧めしない。