第2話−頑張るしかないよね

よし、一旦状況を整理しよう。

俺の隣には親友のハイスペックイケメンである隼人、

そして目の前には記憶を無くした(俺の事だけ)美少女である幼馴染の雪。

うん!全く分からん!


いや、念のためもっかい聞いておこう


「ね、本当に俺の事覚えてない?」

「ごめん、全く覚えてない…」

「……プッ」

まじかよ…おい隼人お前なんでちょっと笑ってんだよ


「あっ、でも家は隣なんだよね。ちゃんと幼馴染なんだよね!」

「なんで隣って知って…てかもしかしなくても疑ってた??」

「い、いやぁ…ソンナコトナイヨー…うん、今日の朝見た隣の家の表札が緑坂だったからもしかしてって思って!」

なんでそんな露骨に話を逸らすのさ…疑ってたんだろ?

正直泣きそうだよ、


「でもさでもさっ!そんなに仲良かったなら今日からまた思い出作ったって今までの思い出に負けないくらい楽しくなると思うんだ!」

「たま、仲良くしてくれるのか?雪からしたら初対面の人じゃないか、」

「確かに記憶では初対面かも知れないけど心は懐かしい感じというか、暖かくなるんだよね。」

「だから、これからも仲良くしてくれたら嬉しいなっ」

そう言って俺を見てくる。

そんな目で見られたら

いや、そんな目で見られなくたって答えは決まっている


「あぁ、これからも!よろしくな。」

俺はあえて『も』のとこを強めに言った

なんでって?聞くなよいろんな気持ちが入り混じって混乱してるだけだから。


「よかったなぁ、音」

すると隼人がニヤニヤした目でこっちを見ながらそんな事を言ってくる

なんだろう、ムカつくな

イメケンでも言って良いことと悪い事があるんだな。


するとガラガラーとドアを開けてこっちに1人来た。

「なーにやってんのあんたら」

「お、遅かったじゃん。おはよ、海」

「海ちゃんおはよ〜!」

「おはよ…」

「うん、おはよ…なんか音…老けた??」

「老けてねーわ!」

うん、この失礼なやつは隼人の彼女の白浜 海しらはまうみ

黒髪ロングで普通に美人だけど結構ズバズバ言ってくる所があるんだがそれがまぁまぁダメージ入るからちょっとキツイ。

実はこんな名前なのに泳げないのはちょっと可哀想だと思ってる。


「なー海!聞いてくれよ、音のやつ雪に記憶消失で音のことだけ忘れられてんだよ。」

「成程、だからなんか老けてるのね。」

「だから老けてねーわ!」

「まぁ、なんか、お疲れ様…?」

「やっぱなんか軽くね!?」

またこのセリフ言っちまったじゃんか、


これからどうしようって考えたけどまぁ、頑張るしかないか。





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このメッセージを読んでいると言うことはあなたは2話目をみているという事(当たり前)

ありがとうございます。


いや〜隼人の設定で彼女アリの方がいいのかナシの方がいいのかって思ったけれど男2人で女1人は可哀想だから女も2人にしようって時に、どうせなら隼人の彼女でいいんじゃね?って思ったのは間違いではなかったんだと思います。


まぁ、音くんも頑張るしかないって言ってますしね自分も頑張るしかないって訳ですよ。まぁ、まだプロローグみたいなもんですしね。

これから頑張っていこうと思うのでフォローとかして気長に待っていただければと思います。


応援とかしてくると元気100倍になって作品がもっと面白くなるので応援お願いします!


それではまた3話で!

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