たとえ君の記憶に俺がいなくても

さばめ

第1話-君は俺だけを忘れる

–––突然だが俺の名前は緑坂 音みどりざかおと

高校二年生(17)で運動神経は平均、頭脳は平均、身長や顔などほとんどが平均逆に珍しく、クラスメイトからは凡人の天才などと言われてる。

「動くな、手を挙げろ!」くらい矛盾している気がするが気にしたら負けだ。

まぁ、俺の自己紹介なんてもういいだろう。そんなに気になるならグーググ先生に「高二 男子 平均」なんて入れれば出てくるだろ。


突然だが俺の幼馴染の話をしよう。

そう、俺、緑坂音の幼馴染である冬野 雪ふゆのゆきは小さな頃から持ち前のその可愛さで周りの人を魅了してきた。そのおかげで小学校から高1である今の今まで「雪の妖精」と呼ばれてきた。髪色が雪のような色だったら完璧だったが茶髪のボブだ。家が隣同士だから幼稚園からずっと仲良しで毎日一緒に登校してるくらい。


そうなれば俺が雪に恋心を抱いてしまうのも当然なわけで、高校に入ってから魅力も増し気がつけば目で追っている気がする。しかし、俺に告白する勇気は無いわけでどうしようかなって感じ。


思春期ならみんなそうなるよね!?告白して失敗したらとか考えちゃうともう恐ろしいよね!?


そんな訳で高校に入って1ヶ月ほど経った5月5日。


「今日はゴーゴーの日だな!音!いや何処に!?」

そんなわけで、いつも通り訳わからん事言ってるコイツは親友であり数少ない友達の1人である夢見 隼人ゆめみはやと

こいつは成績優秀、運動神経抜群、顔もイケメン、性格が良い、おまけに高身長という神と崇められるほどのスペックを持っている。なんでや。


(朝からうるさいぞ隼人)「クソが」

「おっとぉ!?思ってる事と口に出してる事が逆だぞ!?」

「すまんな、俺は自分の心に嘘をつかないタイプなんだ」

「もういいよ…」


そんな事を話していると教室の雰囲気が変わる。

幼馴染である雪が入ってきたからだ。みんなが可愛らしい小動物でも見ているかの様な目になっている。

まぁ、学校1の美少女とか言われてるからね、眼福 眼福。


「おはよ〜隼人」

そんな事を考えていると雪がこっちに来ていた。

俺には挨拶してくれないのか?一応仲良い幼馴染なんですが。いつも挨拶してくれるし、

「おう、おはよ!」

「おはよ、雪」

俺たちがそう返すと雪は初めて見る親の親戚でも見るかのような目で俺の方を見てこう言う。

「あの…どちら様、ですか?あっ、もしかして転校生!?」


ん???????

「いや、君の幼馴染である緑坂音くんですが???」

「えっ…」

おい、なんでそんな可哀想な人を見るような目でこっちをみるんだ

「いや、知らないですけど…」

お願いだから申し訳無さそうにしないでくれ…


ピロンッ♪

「ん?なんだ?」

連絡アプリであるレインが鳴る。

確認すると母から、

『言い忘れてたけど雪ちゃんが昨日家の階段から落ちちゃって記憶なくしちゃったらしいわよ。あんたの事だけ』

そう書いてある。


「えっ……え?」

そんな反応をおかしく思ったのか隼人が俺のスマホを覗き込んでくる。

そして言った

「音…ドンマイ。」

「なんか軽くね?」

俺は思わずそう言ってしまった。



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どうも初めまして!鯖目塩太(さばめしおた)と申します!

ラブコメの読みすぎで自分でも書きたいと思ってしまい思いつきで書いてしまいました!(まだラブコメ要素は皆無ですがね)


作文が苦手すぎる自分だけど上手く書けているでしょうか?

ダメ出しは辛いですが愛のこもったダメ出しやアドバイスなどをして頂けると嬉しいです。


やっぱ物語を書くのって難しいですよね、


取り敢えず、アドバイスをしつつ温かい目で見守って頂けると幸いです。

これから頑張るので応援とかして欲しいです(切実)

よろしくお願いします!ʕ•ᴥ•ʔクマー

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