メモ➂ 3章整理

・クラス対抗試験

 学園外管理下のとある無人島で行われ頭脳以外に身体能力を活かす試験。1Aから1Dまでの各クラスが決めた4チームが島を囲む砂浜で水汲み競争をし、運ぶことに成功した水の量で順位を決める。運ぶ距離は各1位チームの合計ポイント順に短く設定してある。水汲みのみ妨害禁止。それぞれのクラスの残りの1チームは島中央に位置する山の頂上を目指し、砂浜に近い場所に繋がっているハンドルをひねり、水を供給することができる。山頂のハンドルを目指すスタート地点は東西南北の4地点。水汲みの4チームと残りの1チームは同時に試験を開始するものとする。制限時間は24時間。

 東コースからだと険しい森を進むことになる。南も森が広がっているコースだが、危険動物が出没する。西は観光コース。安全な舗装道路があるが距離は一番長く、くねくねした道のり。北コースはそもそも上陸が不可能な断崖絶壁。船をつけてそこからロッククライミングのように登っていくか、ロープやワイヤーを駆使して登るしかない。





・獲得ポイント(これまでの貯金は含まない)

※6月分の一律1万は含めない


Aクラス

+10万ポイント


Bクラス

+6万ポイント


Cクラス

+8万ポイント


Dクラス

0ポイント


Dクラスは真水ではなく、海水であったため不正行為となり0ポイント。

クラス対抗試験は敗北、最下位という結果となった。



・神永空娯

1Dクラス

神永チームのリーダー

プライドが高い、何か考えがあって行動している


・夏目梢

1Dクラス

黒牙チームのメンバーの1人

浄瑠璃八流派の1つに数えられる家系出身

黒牙のことが好き



???

1Dクラス

裏切り者



「」←普通の会話

『』←電話や通信機など遠隔での会話

[]←過去の会話(ほぼ使わない)



――――――――――――――――――――――――


「誰も海に近づいてないのに、海水が入ってたってどういうことなのー?」

「さっき久遠も説明してたろ、1D内の裏切り者だよ」

「だから、それってつまりどうゆうこと?」

「厳密には海水じゃない。予め用意しておいたマグネシウムやカルシウムを含んだ塩を自分が運ぶバケツにこっそり入れたんだろきっと」

「なるほど~」

「これはオレの予想だが、裏切り者はいる」




3章終わり



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