閑話 伯爵令嬢のお願い

 王女キャロライナ様の側近として、私ガーベラ・サカは、今このお茶会に参加しているのですが……、なんですの、この子!

 お茶会のゲストなのに制服で現れ、お土産で持ち込むはずのお菓子を目の前で作り、執事に男装させた麗しい女性達に接待をさせ、キャロライナ様を美しく磨き上げ、ここにいる女性たち全員が熱狂して商品を買い込むことに……


 一息で言えるのはここまでですね。


 こんな才能にあふれた子、この学園にいたとは……。


 レイシア・ターナー。王女の庇護を頂いた子爵令嬢。


 これから長い付合になりそうですね。卒業まであと半年の間に彼女の近辺を調べ上げましょう。キャロライナ様にとって害がないかどうか。ふさわしいかどうか。


 それにしても、あんなにはしゃいでいるキャロライナ様は、初めて見ましたわ。いつも気を張っておられますから。

 私にはできないですわね。羨ましいですわ。



 学園に入る前の貴族子女達の勉強会。今の学園長が始めた教育改革の一つです。キャロライナ様も非常に喜んでおられており、今回は私が学園の生徒を代表して、学園生活と勉強する意義について話をすることになりましたの。光栄ですわ。

 そういえば、従妹いとこのビオラも参加しているはずですわ。生徒会に入ってからというもの、実家に帰る暇もなかったので、久しぶりに会えますわね。あの大人しい性格でお友達ができるのでしょうか? 心配ですね。

 終わったあとでお話できるように手配しておきましょうか。



「まったく! 去年も今年もなんでこんな生意気な生徒が出てくるんだ!」


 講師のマークス先生がイライラと入ってきました。


「どうされたのですか?」

「私の話を聞かない生徒が毎年いるのですよ。つまらないとか意味がないとか」


 あらあら、勉強が嫌いな子でしょうか? せっかくの授業の機会ですのに。


「私の授業はレベルが低い。時間がもったいないから別の事をします、と本を読み始めるのですよ。なぜ私が馬鹿にされなければいけないのでしょうか! 注意したら『では先生、ここについて教えて下さい』って専門外の事を聞いてくるし。答えられるはずないではないですか! 馬鹿にしているのですよ、私を! 去年のクソガキがいなくてホッとしていたら、今度は女生徒が同じこと始めたのですよ。ビオラ・ヒラタ伯爵令嬢。生意気な生徒ですよ」


 えっ? ビオラ? あの子どうしたの? 大人しい子なのに。


「ビオラ・ヒラタですか?後ほど会う予定ですので聞いておきますね」


「ガーベラ様、よく言い聞かせて下さい。目上の者に対しての態度ではありません」


 一方的な意見だけを鵜呑みにしてはいけませんわ。ビオラの意見をきちんとすべて聞いた上で、問題があったら言い聞かせましょう。


 私は子供たちに学問の大切さと学園の素晴らしさを伝えに行かなければいけません。とくに女生徒には、キャロライナ様の方針を伝えていかなくてはいけません。私達はもう卒業してゆくのですから。


 私は自分の時間になる前に、子供たちがどのように授業に身を寄せているのか、先生の授業を見学させて頂く事にしました。



 ……ま、まあこんなものですよね。



 11歳のグループは、昨年から夏冬と二回集まって勉強をしていたと聞いていたのですが……。まあ、そうですわね。私達の頃はこのような集団での勉強はしておりませんでしたから。それぞれが私的に家庭教師を雇うため、女性は社交中心に、男性は武術中心に学ぶおかげで学問に対してはさほど遅れがちでしたわね。まあそれに比べればいいのかしら? いえ、せめて伯爵以上の者はもう少し自覚を持って学んでほしいものです。ああビオラが本を読んでいますね。あれは、学園の二年生の教科書⁈ 理解しているのでしょうか? 基本が出来ていないと……。無理して背伸びしても駄目ですよ。先生は根気よく教えておりますわ。なるほど大変そうですね。


 女の子は比較的に真面目な子が多そうです。男の子は……。貴族の令息としての自覚を持ってもらうには何を話せばいいのでしょうか。アルフレッド王子の改革と側近になった時のメリットを伝えましょうか。この子たちが王子と同じ学園に通える最後の学年なのですから。


 私は次の時間にはなすことを少しだけ変更するように頭の中で組み替え始めました。予定通りに話しても通じないことが分かったからです。


 もっとレベルを落とさないといけませんでした。授業風景、見学させてもらえてよかったですわ。



 やっと話し終わりました。王子に対しては180%程美化させて頂きましたわ。キャロライナ様の魅力は伝えきれませんでしたけれども。これから質疑応答の時間になります。早速手を上げている女生徒がいますね。よい事です。何でも質問してください。


「先生の髪はどうしてそんなに輝いているのですか? どんな整髪料を付けているのでしょうか」


 ……まあ、小さくても女子ですわね。他の子も興味津々のようですわね。そうですね、せっかくですから学問のやる気につなげなくてはいけませんわね。


「この髪は油を付けているわけではないのですよ。逆ですね。油を落としているのです」


 不思議そうな顔をしておりますね。よい傾向です。疑問が学問を生み出すのです。


「ドレスに汚れがついてしまうとくすんで見えますよね。せっかくの光沢も失われてしまいます。しかし、汚れを落とせば元の輝きを取り戻せるのです。子爵や男爵の皆さんは、下賜されたドレスをそのように綺麗にして使いまわしますよね」


 伯爵以上では一度着たドレスを何度も着るということはないのですが、下級の者はそのようにしているのです。派閥内で回しあったりしているのですよ。


「私の本来の髪の色が皆さんの見ている色です。汚れを落とすことで洗いたての服と同じように明るさを取り戻したのです。なぜなのかという仕組みは、科学で理解できるようになりますよ。学問とは生活や美容に役に立っているものなのです」


 美容と学問を結び付けた。無理やりだけど今はいいわ。


「そうですね。油には大きく分けて二種類あります。植物から取れる油と、動物から取れる脂ですね」


 本当は鉱物もあるけど今は説明しなくてもいいわよね。


「動物の脂は固まっていますが、熱を加えると溶けます。植物の油は普段から液体です。知っていますか?」


 みなさん不思議そうな顔をしていますね。私は先生に頼み、調理場で実験をできるように調整してもらった。


「後で油を直接見て確かめてみましょう。さて、この髪は今までと全く違う新しい石鹸で洗いました。それも水ではなく温めたお湯を使ってです」


「先生。それはどこで手に入るのですか?」


 女生徒が騒ぎ出しました。あら、ビオラさんも真剣に聞いていますわね。ふふ、女の子ですわね。


「この石鹸、私達は洗髪剤といっているのですが、これは今本当に少量しか出回っていない特別なものなのです。学園の生徒が発明したのですよ。王子様と机を並べて学問できる程の秀才なのです。聞くところによると、五歳で読み書きと計算ができたそうです」


 「うそだろー」とか男子が騒ぎ出しました。私も半信半疑ですがそのくらいおかしいのですよ、レイシア様は。


「今その洗髪剤は全て王女様が買い取り管理しています。本当に量が少ないのです。私は側近として特別に下賜して頂けたのです。これから先どのくらい流通、数が増えて売り出すことができるようになるか分かりませんが、しばらくは王女様が誰に与えるか決めることになるでしょう。皆さんは勉強を頑張り、王国の役に立つ人になって王女様や王子様に認められるようになるといいですよね」


 女生徒ががっかりしていますね。そうですよね、今欲しいのですから。

 ああ、調理場を借りることができましたか。では始めましょうか。


「せっかく質問を頂いて、がっかりさせてはいけませんね。これからよい事をお教えしましょう。髪につきましては、今まではいかに油を付けて手入れをするかが中心でしたが、これからは、いかに汚れを落として本来の髪に戻すか、がブームになるはずです。学問は生活や美容に結びつくのですよ。男性のみなさんにも楽しむことができるはずです。皆様のお母様やご兄弟に話せば褒められること間違いなしです。私の授業、聞きたくはありませんか?」


 一部の男性以外やる気になりましたね。時間がオーバーしますがいいですわよね、先生。先生も聞きたそうですものね。


「では移動します。ついてきてくださいませ」


 机にかじりついているのが勉強ではないことを教えてあげますわ。楽しくなってきましたわ。


 真の学問と言うものを教えて差し上げましょう。



「これが植物の油です。水の様でしょう? そしてこの白いかたまりが動物の脂です」


 「へー」と声が上がる。そうですよね、見たことなんかありませんよね。


「植物の油は固まっていませんよね。動物の脂は固まっています。でも、動物の脂は温めると溶けていくのですよ」


 料理人に、油をフライパンで焼かせた。ジュージューと音を立てて、ラードが溶けていく。


「このように一定の温度を超えると、動物の脂は水のように、植物の油のようになります。直接火にかけなくとも、このようにお湯に入れても溶けていくのです」


 今度は深いお皿に入れたラードにお湯をかけさせた。スプーンで回しながら溶けていく様子を観察させる。


「油汚れは石鹸で洗います。私達の体からは毎日少しずつ汗とあぶらが出て体に貯まっていくのですが、私達の出すあぶらは植物性でしょうか、動物性でしょうか」


 不思議そうな顔をしていますね。分かりませんか。まあそうですよね。


「動物性です。植物は根を張る草や木です。猫や魚や魔物、そして人間は動物ですから」


 ビオラさん正解です。理由まで添えて、素晴らしいですね。


「その通りです。ではなぜ動物の脂は固まっているのか説明できる?」


「体温があるからです。体の中では体温によって脂は液体になっているのです。外に出て冷えるから固まるのですよね」


「その通りです。私達の髪は自分の脂が固まってついているのです。それ以外に髪を整えるために付けている植物性の油もありますね。油はほこりとくっつくので、たくさんのほこりも髪にたまっています。これを石鹸と水で落とそうとしても、動物性の脂はどうなると思いますか?」


 考えなさい。答えは出なくても考えることは必要です。レイシアさんが行った通りの事を再現しているのですから。私も嫌になるほど考えさせられましたわ。


「冷たい水では脂が固まって落ちなくなりそうです」


 ビオラさん。すぐに答えにたどり着きましたね。素晴らしいです。


「そうです。それを防ぐために、やけどをしないようなぬるいお湯で石鹸を溶かし洗うのです。そうすれば、普通に洗う時とは全く違うと分かるほど汚れが取れるのです。普通の石鹸を使っても効果は分かりますわ」


 女の子たちが目を輝かせた。


「熱いとやけどをしますから。熱ければいいと言うものではありませんよ。少しずつ確かめながらやりましょうね。ほんの少し温かいだけでも効果はありますから」


 ここだけは本当に注意してくださいね。


「では、つまらなそうな男性たちにも分かる実験をしましょう。こちらが、先ほど焼いたボアの肉です。毒見も終わっていますので食べていいですよ」


「おいしい」「もっとちょうだい」


 女子も食べていますね。では焼いてもらいましょうか。


「足りなさそうなのでもっと焼いてもらいますね。目の前で調理していますし、先ほどのお肉と同じものですので毒の心配はありません。焼いたらすぐに食べてみて下さい」


 私達が驚いた料理法ですわ。一口ずつ切り分けてもらって食べなさい。


「おおお~!」「おいしい!」「なにこれ!」


 歓声が上がった。あ、先生も食べます? 


「こんなうまいものがあったのか! なんですかこれは! どういうことですかガーベラさん!」


 そうですわよね。解説しましょう。


「先程の脂の実験を思い出してみましょう。こちらの最初に食べたお肉。冷めて脂が固まっています。口の中で脂がまとわりつきますね。そして焼きたて熱々のお肉。脂はどうなっておりますか?」


「溶けている……。そうか!」


「そうです。他にも理由はありそうですが、一番は動物性の脂、これが溶けているか固まっているかがおいしさの違いになっているのです」


 男子の目が輝きを増した。


「温かい料理は、これから先宮廷を中心に社交界で評判になることでしょう。この情報を伝えれば皆さんはご両親にほめられること間違いなしですね。このように勉強したことを実生活に取り入れることができれば、素晴らしい生活になるのです。勉強はつまらないものではないのですよ。役に立つ素晴らしいものなのです」


 私もレイシア様に教わったんですけどね。それでも基礎があるから分かることができるのですよ。そして、こうやって教えることも基礎知識があるからです。


 皆さんのやる気を引き出せましたでしょうか? 勉強頑張ってくださいね。



 さて、これからビオラさんとの面会です。先ほどの様子を見たら何も心配することはなかったようですね。でも印象が変わっていました。何があったのでしょう? ああ、ノックの音が聞こえます。どうやら来たようですね。


「お入りなさい」

「失礼します」


 二年前に会った時は内気で姉のダリアの陰に隠れながら話をしていましたのに。ずいぶん立派になったものです。


「久しぶりね。ずいぶん大きくなって。元気そうで何よりですビオラさん」

「ガーベラおねえさまもお元気そうでなによりです」


「ふふ、ずいぶん活発になったのね。マークス先生が、私の授業をきかない生徒がいるって怒っておられましたわよ。あなたの事でしょうビオラさん。何があったの?」


「だって、授業の内容がつまらなすぎて……」

「え?」


「時間がないのです。あの程度の事は事前に家で学べばいい事です。去年のクリシュ様のお気持ち、わずかですが分かった気がしました」


 クリシュ様? 誰それ?


「おねえさま。お願いがあります」


「はい?」


「私に全てを教えて下さい! 学問だけでなく、素敵な女性になるための全てを! 今のままでは成長に限界が見えるのです。生徒会として活躍し、王女様の側近として重用されるガーベラおねえさま。私にお姉様の全てを教えて頂きたいのです」


 どうしたのでしょう。必死すぎです。


「どうしたのですか? 何をのぞんでいるの? 王女様に仕えたいの? 勉強どこまで進んでいるのですか?」


「お姉様の教科書を貸して頂き、二年生の基礎学までは完璧に覚えられたと思っています。ですが三年生の教科書は選択制。お姉様の持っている教科書では領地経営も商業経営も科学知識も覚えられないのです」


 領地経営? 商業経営? 科学知識? 何になりたいのですか、この子?


「ぜんぜん知識が足りないのです。教科書も資料も。お父様からは簡単な事務作業を任せて頂いているのですが。この程度では駄目なのです。分かりますよね」


 分かりません! 何を目指しているの? 今11歳よね。


「どうしたのです? あなたそんな子ではなかったですよね」


「私は学園で頼りになる先輩にならなければいけないのです」


「先輩? まだ入学もしていないのに。誰の先輩なのですか?」


「ええと……。私の好きな方です」


 好きな方? ああ、そういうこと。


「つまり、年下にあなたの好きな男の子がいるのですね」


「は、はい」


 まあ、赤くなっちゃって。ここら辺は私の知っているビオラね。


「だったら今で十分じゃない? 十分Aクラスに入れるわよ。学年でトップ取れるでしょう?」


「全然足りません。それくらいではクリシュ様の足元にも届かないのです」


「なにそれ? だってまだ10歳以下よね。どこで知り合ったの? 今回来ている? 紹介しなさい」


「去年、この合宿で出会いました。年下なのに早く勉強を始めたいと。でも、物足りなかったみたいでした。領地経営の本を学んでいましたし、大人なのです。何もかもが。今年は去年やったからもういいと不参加です」


「ここは貴族として縁を繋ぐ場でもありますのに。それが分かっていないのでしょうか? おやめになった方がよろしいお相手なのではないのですか? 勉強は出来ても人柄がいいとは限りませんし」


 たまにいるのですよね。シャルドネゼミ生のような変人が。勉強はできるけれども変わり者の……、そういえばレイシア様もシャルドネゼミでしたわね。変わっていますよね、あの方も。


「人柄もいいのです! 領民の事を一番に思い、平民や孤児までも学問を普及させようと必死に働いている方なのです」


「まって、何その聖人のような子。まだ十歳でしょ。お手伝いしているのかな?」


「いいえ、責任者としてです。そんなクリシュ様の先輩にならなければいけないのです。Aクラスのトップ如きでは間に合わないのです。それに、女性としての魅力も付けなければ。おねえさまのように」


「クリシュ様ってどこの貴族? 侯爵にそのような令息おられたかしら。もしかして公爵? それでしたら生半可な努力では身分差から……」


「子爵です」


「は? 子爵? ビオラさん、本気で言っておられますの? 伯爵と子爵では超えきれない身分格差がありますのよ。伯爵からが真の貴族ですのに」


 そう。伯爵からが真の貴族。子爵以下と伯爵の間には、超えられない一線があるのです。


「悪いことは言わないわ。あきらめなさい」


「いいえ、私は子爵になろうともクリシュ様でなければ嫌なのです」


「おじさまは知っておりますの?」


「お父様は承知しております。婚約の申し込みもお父様が出していますが、向こうが遠慮しているのか受けてもらえてないのです。私の実力が足りないからかもしれません。相手にされていないのです」


 なんですかそれ。伯爵から子爵に婚姻を申し込んでいるのを断る? ありえません。しかもこんな良い子を。


「どこの子爵ですか、その失礼な方は!」


「ターナー子爵です。クリシュ・ターナー様です」


 ターナー子爵? どこかで聞いた……、あっ!


「もしかしてお姉さんがいます? そのクリシュさんに」


「はい。学園に通っている姉がいます。レイシア・ターナー様です。一度お会いしたのですが、お強くて賢い素晴らしい方でした」


 レイシア! レイシア・ターナー! レイシア様の弟⁈


 そうね、彼女の弟ならそのくらいはやりそうですね。ビオラ、良い所に目を付けました。ビオラが上手く行けばサカは遠戚を名乗れます。サカとヒラタが協力すれば伯爵位を取ることもできるでしょう。キャロライナ様があれ程気に入っているレイシア様のご実家なのですから。


 そうなるとビオラの底上げね。分かりました。私が育て上げましょう。


「分かりました。必ず婚約者の座を射止めなさい。私の時間が許す限り指導してあげましょう。学問も社交も私の全てを」


 楽しくなってきました。ビオラが生徒会に入って女性のリーダーになってくれれば、王子が卒業した後も心配がなくなりそうですね。


 私の後継者としてしっかり仕込みましょう。楽しくなってきましたわ。とりあえずクリシュさんの事を調査しなければいけませんわね。


 ビオラ、頑張りなさい。あのレイシア様と関わろうとしているのですからね。生半可ではいけませんよ。


 私が了承しても喜ぶどころか真剣な目で「お願いします」と言った姿勢を見て、私はビオラの本気さに感心した。

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