第2話 1月19日ー1月26日

・すべて、つとめて、表面的に。全部、ごっこ遊びである。


・トラブルを楽しむくらいの構えじゃないと、到底やってられん。それでも、実際背負い込んだら、嫌でしかたがないだろうが。


・命はかけろ


・甘い考えは捨てろ。覚悟と継続性だけが、糧になる。さなかで、見捨てられがあろうが、僕の自分を消滅させんとする行為があろうが、それはそれ、である。僕の、個人的な問題だ。もともとそんなもんだろ。よくここまでやった。惜しがるな。


・不快と、憎悪と、憤怒と、諦めを噛みしめながら。


・意識しないうちに、自分を高く見積もっちまうもんだ。自分で自分の頭を、ずぶずぶと低く下げるくらいでないと。


・まあでも、望まれなくなったら消える。消え方は予測不能だが。


・郷土主義の観点は重要だ。


・分かり合えないというのは前提だろう。くさくさしても、とりあえず生活するしかない。書き留めて、忘れろ。


・ペルソナ、ペルソナ。呪文のように。


・寄り添ってくれるって感じじゃないんだよな。甘えんなってことでもあるが。そして、同調はされないものと前提で考えたほうがいい。寂しいが、理屈としては合っている。合っているが、寂しい話だ。


・波はあろうが、感情的になっても得るものはない。せめて、表面的には冷静に対応したほうがいい。


・間接的、建設的自己破壊。


・目標などない。ただ揺蕩い、己の人生がどうなって、どう終わるのかを見届ける。


・虚無であれ。それが、自分を支える。自分と共同体をつなぐ。


・嘲笑される。まあ、賛辞よりはいいか。


・己のバランス調整の限界を見た。やるだけやっても結果、罵倒され憎まれることもある。あとは成り行きを見守るしかなく、一方でその結果については、影響を受けることを避けられない。


・諦めて、進む。呪文のように。


・ある程度、生活の中に好奇心があれば、と思うのだが。何なら好奇心が持てるのか。


・各方面に覚悟だらけで、覚悟で埋もれてしまいそうである。


・ちょっと深刻な話になると、ぶつ切りになる。まあ、健全な対応である。その健全さに頭が下がる。


・関わる全員の軟着陸など、どだい無理だ。相手の業のほうが上だ。


・共同体というのは、なかなか感情および関係性の地獄である。苛立ちが募りがちな時は、コントロール願望が出た時なのだろうか。相手にこう思ってほしい、という。だとしたら、どだい無理な話なので(性格と、生活背景がそもそも違う)、こう言ってほしいと思うような話自体を避けるべきなのだろう。

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少年αの日記 @ryumei

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