少年αの日記
@ryumei
第1話 1月12日-1月18日
・国家にも組織にも所属せざるを得ないが、信ずることはない。自ら判断する。
・覚悟、および儚さと、不安と、恐怖を認識する。
・究極的には、人生は、儚さ、だと思う。
・文学の目線が大事である。
・違和感、を大事にする。
・通奏低音としての死と、そこに引き寄せられる感じと、痛いのはごめんだという恐怖と。
・冴えなくても、憤懣やるかたなくても、生きて生活行動をするしかない。
・よく生きているな、という言葉が、そっくり自分に返る。
・焦れても、待つ。
・求めない、期待をしない。
・「夜には死ぬという前提で、毎日を始める」引用
・統計ではなく、文学の視点で世界を見る。
・どこにいても、孤立はする。夢も希望もあったもんじゃない。前向きになんて、なってたまるか。
・当たり前だけれど、優しさなんて期待するもんじゃない。さほど厳しくもないだけ、マシとも言える。
・後悔のない人生なんて、ちゃんちゃらおかしい。どうしたって、悔いは残る。
・誰か、僕の苦悩をわかってくれ、というのは、お子ちゃまだろう。誰一人として、余裕はないのだから。わかっちゃいるんだけど、他者のリアリズムに晒されると、本当に腹が立つし、やるせなくなってしまう。
・まあ、もう、好きにやる。
・やけくそで生きる。
・一切の話をやめ、口をつぐみ、自身の内圧を高める。いつか暴発するのだろうか。
・すべてを失ったとしても、自分で自分を消滅させることは避けたい。されば、酷苦を、味わいつくそう。
・滅んでいく姿を、まあ、見届けることにする。自身も、ボロボロになりながら。
・無理しない。
・嫌な、嫌な嫌な夢を見た。絶対に言ってはいけないひとことを言う夢だ。
・連日、嫌な夢を見る。
・表面だけ取り繕って、害のないことだけ適当に言って、過ごしてみる。
・「何らかのリアルな思いを抱けるかどうかって、重要なこと」引用
・誰に対しても期待しない、というのは、人生を楽にする得策だろう。でも、なかなか容易じゃない。どうしたって期待はしてしまうし、無理なんだ、という時に虚脱感や自責感からは免れない。他人に期待しない、というのは、ほぼ生きていないのと同義だからだと思う。
・自分と同じ荷物を背負ってくれないことに対する、失望と安堵。
・自分の人生を生きるだなんて、自分がないからそもそもわからないし、下手にエゴに走って自己嫌悪になるのも嫌だ。ほどほどの個人的空間と時間、というのに尽きる。
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