この度は『タイトルに意味がある作品』の企画にご参加いただきありがとうございます。
不倫は肯定しない私ですが、主人公の思いの深さと健気さに共感して、主人公側の悲しい気持ちで読み進めました。
小説を持ってきているのが印象的です。切ないですね。
彼の最後の言葉に入った「……」は意味を考えていくとキリがありません。
酢豚を作品に絡めているのが、作品にリアリティを持たせ、読者がその場にいるような感覚を生むのかなと思いました。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
@tonari0407さん
こちらこそ企画に参加させて頂き、ありがとうございます。
主人公の気持ちで読んで頂けたこと、嬉しいです。
酢豚とリアリティについては、なるほどと思いました。狙った効果ではなかったのですけど、そう言う機能を果たしていると言うことをご指摘頂き、気付かされました。
読んで頂きありがとうございます。
真花
こんにちは。
長い付き合いがあって、勘に間違いないだろうと思っても、
会社に電話をかけてあの「お悔やみ申し上げたい」のセリフが澱みなく言えるとは、主人公にはどれほどの覚悟があったのかと、胸を突かれましたね。
で、冒頭の文章が甦ってきました。
酢豚も、タイトルからどういうお話だろうと興味は持ちました。
たしかに、お店の酢豚は野菜と別になってることが多いよな、と思っていて、
家庭料理とは違うからでしょうが、
ただ肉だけの酢豚が、
公共の場にいても、彼と自分の想いと向き合う主人公が浮かび上がってくるのに効果を上げているように思います。すごいな、と思いました。
作者からの返信
崇期さん
こんにちは。
「冒頭の文章が蘇って」と言うのが、すごく嬉しいです。冒頭に書いたものと文章中のことの繋がりは意図して書いているのですけど、それが本当に読み手の中で有機的に繋がったと言う事実、これを伝えて頂いた、本当にありがとうございます。
酢豚の効果について、「すごいな」とまで言って頂いたのも自信になります。
読んで頂きありがとうございます。
真花