第221話 秋祭りの準備
会社主催の秋祭りの翌日(10/6)は、今度は地元の秋祭り(10/13)の準備のために、午前8時からお宮(神社)に講中(近所の仲間)が集まり、神社内の草刈りや、社の掃除、しめ縄作り、祭りの幟立てなどを少ない人数で手分けしてやりました。
私はまずは社の掃除をしました。
1年間の汚れを箒で掃いて、雑巾で拭いて綺麗にしていきました。
しめ縄編みは、ベテランさんがいなくなって、初心者ばかりが集まって編んでいますが今年で3年目となるとだいぶ慣れてきました。
普通の縄は右にねじりますが、しめ縄は左にねじります。
これは古来より右は「俗」、左は「神」と分けられているからだそうです。
いつもみんなが寄った時には、
「いつまでこうした秋祭りの準備ができるんじゃろう?」
「もうしめ縄は市販のものを買った方がええかもしれん!」
等と言いながらやっています。
地元の最近の秋祭りは質素なものです。
かつては子供達も多く、お神輿を担いで地域を回ったりしていましたが、今は子供もいなくてお神輿を担ぐこともなくなりました。
過疎化が進み、神社のお祭りの存続も怪しくなっています。
少ない人数でキリキリ維持しているのが現状です。
何とか今年も藁を使ってしめ縄を編むことができました。
掃除をして、鳥居のしめ縄も新しいものに替えました。
幟を立てたら秋祭りの準備は完了。
午前中には全てが終わり、ホッとしました。
家に帰ると昨夜から娘と孫2人が泊まっていたので、家にあるあり合わせでお昼の準備をしてくれていました。
助かるぅ~!
娘が玉ねぎの輪っかを利用して目玉焼きを作ってくれていたのですが、6年生のゆあが家庭科で習ったという、スクランブルエッグを作りたいというので卵2個を使って作ってくれました。
卵を割るのもなかなか上手でした。
卵に牛乳を入れて味付けは塩コショウです。
フライパンに油を敷いて、溶いた卵を箸の先につけて、ジュっとなったら卵を流しいれて上手に作っていたので感心しました。
祭りの準備の時は、講中の一部の人達が散らし寿司を毎年作って下さるので、それを持ちかえっていたので、それを人数分に分けてワンプレートにして頂きました。
あり合わせでしたが、娘達が作ってくれたことが嬉しく、秋祭りの準備で疲れた体が癒されました。
近況ノートに画像あります。
https://kakuyomu.jp/users/cocopin/news/16818093086521577292
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