第175話 500色の色えんぴつ
500色の色えんぴつってなんだか眺めているだけで幸せな気分になると思いませんか?
世界中の幸せな情景からインスピレーションを受けて名づけられた色えんぴつの並ぶ姿はまるで宝石箱のよう。
私は、かつて30年くらい前になりますが、その美しさに魅せられて、ある通販サイトからこの500色の色えんぴつを購入したことがあります。
それは1ケース25本づつ入った色えんぴつが2ケースづつ毎月届き、何ヶ月かかけて500色揃えていくシステムのもので、私はその色えんぴつのコレクションにハマっていました。
なんてったってその色えんぴつにつけられたネーミングがいいのです。
例えば
・クレオパトラの真珠。
・アランバーンズの白馬。
・白いテラスのレモネード。
・あぜ道のたんぽぽ。
・収穫まぎわの麦畑。
・聖夜のキャンドルライト。……etc
ね!
ユニークなネーミング!
色えんぴつの名前を聞いただけでワクワクするでしょ!
考えた人たちも凄いな⤴⤴
でも、このネーミングを考えるのも楽しかったのでは?!って思います。
私が購入したのは1992年に発売された初代の500色の色えんぴつだったのですが、それは進化を重ねて、2017年に誕生した第4世代で大きくリニューアルされて色のネーミングもより斬新で素敵になったみたい。
例えば
・食べちゃいたいくらいのあのこのほっぺはあんず色。
・灼熱の砂漠の蜃気楼の色。
・ドバイの街の朝もやの色。
・あなたに出会えて本当にうれしい!って色。
・夢見るお姫さまのひみつの日記色。
・おちゃめなおてんばパイナップルの色。
・「キスする?」そんな顔しちゃ断れないの色。……etc
一体どんな色やねん?!
ってツッコミたくなりながらもロマンチックなネーミングですよね。
うわぁ、この時のネーミングがいいなぁって一瞬思ったけど、やっぱ、昭和人間の私には、初代のネーミングがピッタリくるかな( ´艸`)
こうしてコレクションした500色の色えんぴつでしたが、ずっと押し入れの中にしまいっぱなしだったのです。
だって、500色の色えんぴつを使うのがもったいなくって……笑
が、孫達が誕生したり、母に介護が必要になってから、リハビリを兼ねた塗り絵をするようになってから、この眠っていた色えんぴつが大活躍する日がやって来ました。
とは言え、全部母や孫達が使ってしまっては、やはりもったいないので(笑)一部は、壁のあちこちに飾っていつでも眺められるようにしました。
こうして私のコレクションの色えんぴつは母や孫達が使ってくれたり壁に飾ったりで日の目を見ることができたのでした。
近況ノートに画像あります。
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