物の境界線を見る
子どもの頃 暇な時間があると
物の境界線はどんな色をしているのか
まっすぐなのか 波打っているのか
ふわふわしているのか
肉眼でどこまで見れるのか
見るのが好きだった
なぜそんなことをしていたかというと
絵を描く時 鉛筆で線をかく
それから色を塗るが
実際には物の境界線は黒色ではないんではないか
何色なんだろう?
と思ったからだ
実際に目を凝らして見てみるが
私には物の色に関係なく
黒色か白色かに見えた
それが不思議で
それ以上見ようとするが目の限界がきて諦める
結局答えは出ないまま
“物の境界線を見る”ことはいつの間にかなくなった
小学生の間ずっと疑問に思っていていたことだが
大人になっても時々答えはあるのか気になることがある
そして
絵を描くのが好きだった子供が
大人になり また絵を描き始めた
あんなに黒で書く境界線に疑問を持っていたのに変わらず鉛筆で線を描く…
黒で境界線を描くのは変わりないが
私は白や黒の濃淡で表現する鉛筆画が1番好きだ
もしかしたら
境界線を気にすることなく描くことができるからなのかもしれない
忘れたくないもの ぽんなる* @haru_no_hi
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