おもしろいです!

主人公、高校生の匠十(たくと)は、何事にも冷めたクールな男。
幼馴染の女の子、星羅(せいら)とは、幼い頃は仲が良かったが、お年頃になってからは、ぜんぜん会話もない……。
そんな星羅は、学園七不思議を攻略する、と夜の学校で────消えた。
匠十は、行方不明になった彼女を救いたいと、動き出す。

しかし……、学園の七不思議は、実在していた!
匠十は、学園七不思議のひとつによって、首吊り状態にされてしまう。
命の危機!
ここから、匠十は巻き返す事ができるのか?!

話は綿密に作られ、伏線もたっぷり。
一話は短く読みやすく、匠十のクールさが冴える、異能バトルファンタジーになる予感がします。

この作家さまの作品をいくつか拝読していますが、どれも面白く、伏線はしっかり回収され、主人公たちの戦いが熱い。とにかく熱いです!
だからこれから先、匠十も、うちに秘めた熱さを、きっと、読者に見せてくれると思います。