第518話 「血がつながっていない」は間違いでは?

広末氏と鳥羽氏の不倫問題について、広末氏の夫であるキャンドル・ジュン氏が会見を開いたそうである。この辺りのことで何かを言うのもどうか、と思っているが、異父弟を持つ私として、これだけは伝えたい。


キャンドル・ジュン氏が行なった単独会見の中での一言、過剰な報道が家族、特に子供に影響を与えることについての発言を引用する。ソースは中日スポーツ。


<以下引用>

キャンドルさんは最近メールやSNSに匿名での誹謗中傷が送られてきたり、メディアが許可なくカメラを向けて報じたりしていると指摘。不倫報道を機に家庭内のプライバシーが暴かれ「次男や長女は長男と血がつながっていないことは知りませんでした。次男には心の成長を見て折を見て話そうと思っていました。こんな形でうちの事情を知り、本当かどうかも分からないことを多数目にして、何も悪いことをしていないうちの子たちがどうやって外を歩けばいいんでしょうか」と訴えた。


<引用ここまで>


氏は、「次男や長女は長男と血がつながっていないことは知りませんでした」と言われているが、3人とも、母が広末氏であれば、「血がつながっていない」わけではない。氏と長男君は確かに「血のつながりはない」が、3兄弟は「異父弟妹」の立場ではあるが、「血縁はある」というべきであろう。


もちろん、「血のつながり」が全てでないのは私も十分理解している。お互いに「家族」として、敬愛の情をもって暮らしていれば、それは「家族である」と思っている。


単純に、氏の発言が、まるで広末氏の長男と、次男、長女に「血のつながりが全くない」と誤解させるような表現だったので、そうではないと言いたかった次第である。


繰り返しになるが、「家族」というつながりに「血縁」という関係は必ずしも「必須」のものではない、と確認しておきたい。

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