　ここまで読んで頂いてありがとうございます。もしよかったら、おすすめレビューや☆３をいただけると、更新にやる気が出てもっと早くなるかも？

　今回は登場人物、用語のおさらいなので、読めば理解が深まるかも程度です。

『人物』

【アールグレイ（・ファーラウェイ）】

　炎の属性を持つ少年。13歳。貧民街の出ではあるが、ファーラウェイ家に近衛騎士として登用され、その際に姓を借用した。

【アーネット・サン・ファーラウェイ】

　風の属性を持つ少女。13歳。4年後の17歳のときに、革命によってその命を失うが、その未来がまだ訪れていない現在では一般的な貴族として生活している。

【フレン】

　ファーラウェイ家の別荘に勤務するメイド。16歳。一つ前の世界ではグレイの姉代わりのような存在だったが、今世では友人としての関係性が強い。帝都に着いてくることはなく、別荘の管理を行う。

『用語』

【神聖アルファギア帝国】　物語の舞台になる巨大な帝国であり、貴族制が強く残っている。拡大し続ける貧富の差のため、四年後、市民革命が起こって有力貴族の処刑が起こる。

【ベータニア都】　アルファギアの首都。王宮や魔術学校などがあり、広大な領地を持つ。王自ら執政をすることもあり、辺境と比べるとかなり裕福な地である。

【魔法属性】　この世界では、人はそれぞれ魔法の属性を持つ。炎、水、風、土、雷、光、闇の七大属性が主流な魔法の属性である。アールグレイは「炎」の属性を持ち、アーネットは風の属性を持つ。また氷属性や無属性、また二重属性なども確認はされているが、またその数は少ない。

【ファーラウェイ家】　アルファギア帝国でも有力な貴族。また風の魔術師を多く輩出する名家でもある。アーネット・サン・ファーラウェイはその一人娘。

【魔法】今のところサンダー(雷の初級魔法)とファイアダガー(炎の中級魔法)のみが登場している。アールグレイの時間遡行（じかんそこう）も魔法の一種である。

【国立魔術学校】　魔術の発展を目指し、帝国が作った魔法学校。13歳から15歳までの中等部と16歳から18歳までの高等部がある。最優秀な成績を納めれば宮廷魔術師（きゅうていまじゅつし）となることも可能になる。

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