第11話 ひと夏の恋(短歌)
会いたしと 思へど遠く 距離ありき 消えゆく声にぞ ただ恋す我
若葉萌ゆ 頃に芽生えし 我が恋も 実らぬままに 秋の来るかな
ゆく夏の 末にとぞ逢わむ 望みさえ 流行り病に 泡と消えゆく
逢いたくて 尋ねしきみの 姿見て 安らぐ秋の イベントの夜
きみの勝利願う夜に 祈ることすら 我しあわせに酔う
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