あとがき

 「遺書」完結いたしました。


 今回は一作品としては二番目の短さに当たるおよそ13,000字。構想から書き上げるまで一週間程度かかったでしょうか。早いのか遅いのかよく判りません。


 拙作は珍しくハッピーな展開ではありません。最後こそ形としてはハッピーに見えますが、胸には苦いものが残ります。


 本当はこう言うのが好きなんです。


 これは当初、タカキの遺書はマサヤが読み上げたのと同じ内容でした。単に三人組の中からタカキだけが脱落しただけで終わる構想でしたが、これではあまりにも普通だなあ、と悩んでいたところで、タカキの遺書が実際はマサヤが読んだものとは違ったら…… とよこしまな思い付きが浮かび上がり、あとはとんとん拍子に進みました。


 こういうのが好きと言いながら、書いていると自分でも気分が悪くなったのを憶えています。


 話は変わりますがフレネミー。いますよね。友達のように見えて実は敵だったと言う人。皆さんもフレネミーに遭遇した経験ありませんか? 私はあります。まあ、そーっと距離を置いて関係を断ちましたが。その間、そいつは私の友人たちにある事ない事吹聴して回ったようです。嫌ですね、怖いですね、気持ち悪いですね。

 皆様もフレネミーにはくれぐれもお気を付けを。いつも一緒に遊んでいる友達、もしかしたら友達じゃないかも知れませんよ?(怖


 拙作は今のところ、他作品と比べてウケていない感じがします。残念。読者皆様のこれをお読みになったご感想はいかがでしょうか。是非コメントやレビューなどでご教示くださいませ。


 それでは次回作でお会いしましょう(当分先になりそうですが)。


 皆様も良きカクヨムライフを!


                                  長倉冬青

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遺書 永倉圭夏 @Marble98551

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