第23話
「ねぇゆーくん今度映画見に行かない?」
朝学校に来たら真那にそんなことを言われた。
俺は別に用事が無いから良いけどそうすると雪華さんが1人で家に残ることになるんだよな。
「あ、もちろん琴葉先輩も一緒良いよ、でも私も一人連れてきていいかな?」
「ん?全然いいけど」
「じゃあ今週の土曜日10時に駅前集合ね!」
「おう」
真那が転校してきてそんなに経ってないけどもう一緒に遊ぶような友だちができたのか。
昔のまーくんと変わってないな。
◇◇◇
「というわけなんですが、どうですか雪華さん」
「うん。良いと思うわ」
雪華さんは二つ返事だった。
だが、俺にとんでもないことを言ってきた。
「幸弥くん、私ねそろそろ良いと思うの」
「っ!?」
少し頬を上気させてそう言ってきたことにおれは戸惑う。
何が良いのだろうか?
そんな顔で言われたら考えてしまう。
俺と雪華さんが体を重ねること?
それしか俺には浮かんでこない。
「ね?そろそろ……呼び捨てで、幸弥、雪華って呼び合ってもいいと思うの」
「え?そんな事?」
「なんですかそんなことって私はすっごいドキドキしながら言ったのに」
「すみません、ちょっともっと違うことを予想していたので」
「もしかして、エッチなことかしら?ふふっ幸弥の変態」
「絶対わざとでしたよね……?」
「さぁどうでしょう?」
ちょっと手のひらで踊らされてる感があって不快感。
ということで俺も仕返ししようかと思う。
雪華さん、いや雪華の手を引っ張り俺の方に抱き寄せる。
「え?」
そして口を耳元に持っていきこう言った。
「そんなことをする雪華には……お仕置きだね」
「え…あぅ……………」
そして最後に赤くなったかわいい耳を甘噛する。
「あっ………………」
勝ったな、風呂入ってくる。
ってちょっとやりすぎたかな?
「ごめんね、ちょっとやりすぎた…ん?あれ?」
そんなことを言いつつ顔を覗き込もうとしたら押し倒されました。
形勢逆転、これは、俺の負けですね。
それからはベッドに連行されてキス祭りでした。
朝起きたときに至るところにキスマークが付いてて隠しきれなかった。
これ、俺学校でやばくない?
ちなみにエッチはしてません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
久しぶりに執筆したのでちょっとおかしいところあるかもだけど許してね。
ちょっと時間をもらっていたのでお詫び?って感じで甘くさせてちょっと二人の仲を発展させてみました。
ここから色んな意味で真那&浪香と雪華がエスカレートしていきます。
もうすぐ完結になるのかなぁ。
久しぶりに☆と♡くださいってねだっときます。
彼女と別れて許嫁と付き合おうとしたら親友の姉でした。〜何故か元カノと許嫁がおれの取り合いをしてます〜 さらさらじゅぶこ @ahoy
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