第19話
「うわ、すげぇ」
俺がここに来て一番最初に発した言葉がこれだった。
今日から雪華さんのお家のグループが管理する旅館に泊まりに来たんだけとでかい。
とにかくでかい。
「すごいでしょ?幸弥くん。ここはお祖父様とお祖母様が経営してるんだけど幸弥くんのことを二人に話したら旦那さんと一緒においでって言ってくれたの」
「へ、へぇ」
雪華さんのお家の人たちはとにかく優しすぎる。
この前も娘と一緒に食べてくださいって手紙と一緒に高そうな肉送られてきたんだよな。
しかも当日便で。
「はい、お願いします」
雪華さんは今受付のおじいさんとお話してるけどあれが雪華さんのおじいさんかな?
とっても優しそうな顔してるんだけど。
「さっ行きましょう!私達の部屋は広いですよ!」
「むっちゃ機嫌いいですね、何かありましたか?」
「ん〜秘密ですよっ!」
はい天使。
可愛すぎますよ。
◇◇◇
ほんとに広いんだが?
俺の部屋3つぶん位あるんだが?
そしてなんかすごいこと書いてあるんだが?!
『こちらの部屋は防音となっていますので、どのようなことをされても大丈夫です』
これってそういうことなんですか?
そういうことですよね。
「緊張してますか?」
「そう、ですね。二人きりには慣れましたけどやっぱり環境が変わることには慣れてませんから」
「ふふ、そうですか。そういうところも好きですよ」
この人は普通にそういうことを言ってくる。
はぁ俺今日もつのか?
今日から二泊三日、いろんな事考えて行かなきゃいけないな。
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色々やってたら寝ちゃって今焦って執筆したので誤字ってる所あるかもしれません。
あったら教えてね。
☆180♡800ありがとうございます!
このままの調子でどんどん増えていってくれぇー!
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